【中央日報】内需が崩れている…韓国の「成長寄与度」0.1ポイントで主要10カ国中最下位

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【中央日報】内需が崩れている…韓国の「成長寄与度」0.1ポイントで主要10カ国中最下位

1: 昆虫図鑑 ★ 2025/04/24(木) 09:20:47.15 ID:xbwIntd6
韓国経済を支える2本の柱のひとつである内需が崩れている。昨年韓国経済が成長するのに内需が寄与した水準は主要10カ国で最下位だった。全経済規模で内需消費が占める割合も経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち下位圏だった。残りの柱の輸出までトランプ発の関税戦争で揺れ景気低迷の警報音がさらに大きくなった。

韓国銀行によると、昨年の内需の成長寄与度は0.1ポイントだ。昨年の実質国内総生産(GDP)成長率は速報値で2.0%だが、このうち内需が0.1ポイント分だけ成長率を高めるのに寄与したという意味だ。内需の成長寄与度はこの4年間でますます低くなった。2021年が4.1ポイント、2022年が2.7ポイント、2023年が1.4ポイントだった。同じ期間に成長率も4.6%、2.7%、1.4%と振るわなかった。消費冷え込みに建設投資・設備投資まで鈍化した影響だ。尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が財政緊縮を掲げて費用を減らした影響もある。

主要国に比べても韓国内需の成長寄与度は低かった。国会企画財政委員会所属の「共に民主党」の林光鉉(イム・グァンヒョン)議員が韓国銀行から受けたOECD資料を見ると、経済規模上位20カ国のうち昨年の年間成長率と部門別支出寄与度が公開された10カ国の内需寄与度は平均1.6ポイントだ。韓国は0.1ポイントで10カ国中最も低かった。

インドネシアが5.5ポイントで最も高くスペインが2.8ポイント、英国が2.4ポイント、スイスが1.7ポイント、カナダが1.5ポイントなどの順だった。ただしこの統計で米国、中国、日本などの経済大国は抜けている。

反対に韓国の輸出から輸入を差し引いた純輸出の成長寄与度は昨年1.9ポイントで10カ国中最も高かった。昨年韓国経済がどうにか2%成長できたのは輸出のおかげという意味だ。韓国銀行関係者は「韓国は輸出中心の経済構造である点を考慮すべきだが韓国と輸出中心経済という点が似たドイツよりも内需の寄与度が低い点は注視する必要がある」と話した。

今年に入り内需回復が進まない中で貿易対立の余波で輸出まで不安になっている。実際に韓国関税庁が集計した今月1~20日の輸出額は339億ドルで1年前の同じ期間より5.2%減った。今年韓国経済が1%前後成長するのにとどまるとの見通しが国際通貨基金(IMF)などか出ている背景だ。

この日大韓商工会議所も「内需消費傾向と国際比較研究」と題する報告書を通じ同様の問題を指摘した。2023年基準で韓国のGDPのうち内需消費の割合は49.9%だ。経済規模1兆ドル以上のOECD主要12カ国のうち11位にとどまった。OECD38カ国に拡大しても28位と下位圏に属した。

韓国の消費成長率は経済危機のたびに「階段式下落」を繰り返した。1998年から1996年まで年平均9.1%だった消費成長率は1997年の通貨危機を経て4.5%に急落した。2003年のカード大乱後に3.1%、2008年の金融危機後には2.4%に落ち、2020年のコロナ禍を経て1.2%まで鈍化した。

こうした内需不振は一時的なものではなく、高齢化、不動産中心の資産構造、産業構造変化など中長期要因が累積した結果だと大韓商工会議所は分析した。大韓商工会議所のキム・ヒョンス経済政策チーム長は「短期的処方だけでは消費鈍化の流れを根本的に変えにくい。未来に対する先制的投資と国内経済の構造改革を並行しなければならない」と明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8479187378ebb48525038eccdbf90f4a53dffa8


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