高校ラグビー強豪・東福岡、急死の少年が“入部” 「一緒に戦いたい」

高校ラグビー強豪・東福岡、急死の少年が“入部” 「一緒に戦いたい」

高校ラグビー強豪・東福岡、急死の少年が“入部” 「一緒に戦いたい」

1 THE FURYφ ★ :2025/04/18(金) 11:15:57.86

全国高校ラグビー大会で過去7回の優勝を誇る強豪・東福岡(福岡市博多区)に4月、中学2年だった2023年10月に急死した
兵庫県芦屋市の大上(おおうえ)稜介さん(当時14歳)が“入部”した。東福岡に入ることを夢見て勉学とラグビーに精いっぱい
打ち込んだ稜介さんの思いをラグビー部がくみ取り、新入部員47人の一人として迎え入れた。

稜介さんは6歳の時、芦屋市のスクールに入ってラグビーを始めた。程なくして、スクール出身で7人制日本代表にもなった先輩の母校、
東福岡を目指すようになった。

親に経済的な負担を掛けないよう、学費免除になる特待生での入学を目標に勉強に励み、中2の学業成績は学年トップだった。
日本代表を夢見て「海外のレフェリーとも会話ができるように」とラジオ英会話にも励んでいた。しかし中2の秋、入浴中に亡くなった。

「我が子がなぜラグビーに打ち込んでいたのかを知りたい」。稜介さん亡き後、母直美さん(53)は人気テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」に、
息子の代わりに自分が東福岡でラグビーをしたいという依頼を送った。これを東福岡が了承し、24年6月、主力選手と一緒に練習をした。

交流は以降も続き、24年12月~25年1月、全国高校ラグビー大会に出場した東福岡を応援するため、直美さんと家族が
東大阪市花園ラグビー場へ。稜介さんの顔写真をプリントしたクッションに東福岡のジャージーを着せて、スタンドから声援を送った。

「ラグビーができていることは当たり前ではない」との思いを強くした選手たちは、この大会で8強まで勝ち進んだ。

稜介さんが高校入学を迎えるはずだったこの春、藤田雄一郎監督らは「稜介は合格する学力もあり、東福岡を好きでいてくれた。
普通に生活していたら入学、入部しているはずだ」と考え、稜介さんの“入部”を提案。部員や高校、OB会も了承した。

12日に学校で開かれた入部式には直美さんたちも出席し、他の新入部員と同様にチームの練習着やリュックサックなどを受け取った。

須藤蔣一主将(3年)は「ヒガシ(東福岡の愛称)でプレーしたいという強い気持ちを持っていた稜介の入部は大歓迎。満場一致で
賛成だった。一緒に戦いたい」と語った。

直美さんは「稜介の小学1年からの目標がついにかなった。本当にびっくりしたが、稜介を部員として迎えてくれ、胸がいっぱい」と感謝し、
「稜介がヒガシの皆さんを支える役割を果たせたらうれしい」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3df021546115e14a132ef852495abf0892d4ecf

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