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【韓国政府から工作費流入】日本のメディアが「韓国の若者たちの反日感情は大きくない」と連日報道
┃韓国の市民、「これまで行けなかった日本に行きたい」
┃韓国の若者たちの反日感情大きくない
┃政治と文化は別という点を強調
┃第2次アベ政権から消えた韓流
┃今もあふれる嫌韓報道
▲ キム・ヂェフン日本放送言論研究所所長
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日本のテレビ局が、「ソウル近郊にある日本の街を再現した観光施設が人気を集めている」と連日報道した。
この番組は観光施設の内部を詳細に紹介して、観光客とのインタビューも重点的に紹介した。
韓日関係が悪化した中、特に韓国の若者たちを中心に人気を集めているとし、既成世代(旧世代)とは違って神社の参拝に対しても大きな反感がないように見えると伝えた。そして日本の若者たちを中心に韓国文化が人気なように、政治と文化は別だという点を強調した。
だがしかし、日本では安倍晋三元総理の政権再継続以降、放送で韓流ニュースや韓国の芸能人が突然消えた前例があり、今も嫌韓記事が連日あふれ出ている。
日本のテレビ朝日は去る19日と20日、そして日本テレビは15日と20日に、ソウルから車で1時間半の距離にある東豆川(トンドゥチョ)山すそ、日本の江戸時代の街を再現した観光施設が人気を集めていると重点的に報道した。
この施設は本来ドラマや映画などを撮影するためのスタジオだったが、今年9月に一般人も入れる観光施設としてオープンした。
日本の報道では施設内を詳細に紹介して、特に日本式カフェとラーメン店は平日の午後でも満席になるほど混雑していると報道した。
▲ 『対日関係悪化も、韓国で “リトル日本” 人気』という字幕とともに、浴衣姿の韓国市民の様子を報道した20日のニュース。(テレビ朝日)
さらに、着物や浴衣をレンタルする店もあって日本の雰囲気を写真に撮影できるとし、カップルなど多くの若者たちが着物姿で観光を楽しんでいたと伝えた。
そして施設内にある旅館もオープンしたとし、照明器具から家具まで実際に日本で使われていたものを取り寄せて本格的な日本の雰囲気を演出していて、宿泊料は高い方だがヒノキ風呂が備わった客室まであると、リポーターが感嘆する姿を見せていた。
また、書斎を再現した空間には古い日本の成人雑誌やビデオまで備えられているとし、細かい点まで気が配られたようだと苦笑していた。
▲ 『韓国で話題、日本の町並みを再現した観光施設』という字幕とともに、去る15日に報道されたニュース。(日本テレビ)
インタビューに応じた市民の大半は、「毎年日本に行っていたが今はコロナで行けない中、インターネットを検索して韓国にもこんな場所があるというのを見つけてきた」とし、「思っていたよりも規模は小さいが満足している」という意見が大半だった。
一方この施設はまだ未完成で、敷地中には『城』と『宴会場』の建設が進められているとも説明した。
さらにここには神社はもちろん、神社の入口で見かける『トリイ(日本の神社に入る儀式的な関門)』があちこちにあると伝えた。そして日帝強占期に『神社参拝強要』などがあったことを理由に、韓国の年配の中には神社に対して複雑な考えを抱いている人もおると報道した。
だがしかし、施設の中では神社に参拝したりトリイを背景に写真を撮る人も数多くいたとし、特に若者世代にはこのようなものがすでに『日本らしさの一つ』として認識されているようだと伝えた。
一方、日本のテレビ局の取材に応じたこの施設の設立者は、「ウリたちは文化やエンターテイメントについて論じているわけで、政治学的には全く関係がないので(批判は)右から左へ受け流す」という立場を明らかにした。
運営会社の代表はまた、「この施設はドラマを撮影するために作られ、通常なら撮影が終わると撤去されるのだが、それを活用して一般の顧客を受け入れるようになった」とし、「日本という国はウリたちと切り離せないし、ドラマや映画の要素としても切り離せない」と主張した。
オピニオンニュース(韓国語)
http://www.opinionnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=57996