田んぼに落とされたり、失禁するまで殴られ…　小学校で“いじめ”認定　男子児童はPTSDの診断　神戸町

岐阜県神戸町の小学校で、男子児童が同級生から田んぼに落とされるなどの行為を受けていた問題について、第三者委員会に「いじめ」と認定されたことが分かりました。

神戸町教育委員会などによりますと、町内の小学校に通う男子児童は去年6月、同級生から下校中に田んぼに突き落とされたり、失禁するまで殴られたりするなどしてPTSDと診断されたということです。

教育委員会は「いじめ重大事態」として去年、第三者委員会を設置し、調査していました。

8日、男子児童の母親らが会見を開き、第三者委員会がまとめた報告書で、「いじめ」と認定されたと明らかにしました。報告書では、学校側の対応と保護者が求める対応に隔たりがあり不信感を招いたと指摘されたということです。

男子児童の母親：
「子どもたちの意見をしっかり聞き、思いをまず受け止めることを徹底してもらえることを望んでいる」

神戸町教育委員会は「総合的に判断し公表しないことにした。報告書を真摯に受け止め提言の内容に沿って対応したい」などとコメントしています。

2025年4月8日 16:45 中京テレビ
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