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小学校の教員が”最高機密”級の資料を全保護者に誤送信 家庭環境、性格、成績など…なぜ気づかなかったのか?答えは… 山形市
テレビユー山形
山形県山形市立の小学校で、児童の学力のほか、家庭環境なども記載された名簿が、学年の保護者全員に誤送信されました。
なぜ誤送信が起きたのかをひもとくことが、今後の再発防止につながるのではと感じます。また今回は学校が舞台でしたが、一般の会社でも起こりうる事だと誰もが認識する必要がありそうです。
では、なぜ誤送信は起きたのでしょうか。
山形市教育委員会 金沢智也 教育長「この度は誠に申し訳ございませんでした」
きょう、山形市教育委員会が緊急の記者会見を開き事情を説明した、個人情報の流出。
流出したのは、学校のクラス編成に使われる名簿で、児童・保護者の氏名の他、学力検査の結果・性格・行動・家庭環境などが記載されていました。
なぜ、この名簿の流出が起きたのでしょうか。
■時系列でみていく
山形市教育委員会によりますと、誤送信が起きたのは、きのう。学校では午前中に始業式が行われていました。
午後、児童らが帰った後、教員の1人から校長と教頭に相談がありました。PTA役員の選出に関する名簿の紙を配れなかったというものでした。
PTA役員の選出まで時間がなかったことから、校長は特例としてこの資料をメールで送信することを許可しました。
これをうけ教員はメールの準備をし、教頭から表題や本文のチェックを受けました。
しかし、この時、添付しているデータについては確認がとられませんでした。
そして、午後2時40分頃、教員が学年の保護者全員にあててメールを一斉送信します。
■誤送信が「発覚」
その数分後、学校の電話が鳴りました。
保護者からのもので、個人情報が記載された資料が添付されているというものでした。
教員はメールを確認し、誤送信が発覚。校長と教頭も事態を把握します。
学校では、教育委員会に状況を報告するとともに、送ったメールを開封せず削除するよう学年の保護者に一斉メールを送信。
その後、全員に電話をかけメールの削除を依頼しました。
続きは↓
小学校の教員が”最高機密”級の資料を全保護者に誤送信 家庭環境、性格、成績など…なぜ気づかなかったのか?答えはデータの「形式」にあった(山形市) https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tuy/region/tuy-1842078