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阪神 育成の変則左腕・岩田将貴、現状維持300万円で契約更改 「虎の高梨」へ早期支配下入りに気合
阪神の岩田将貴投手が兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の300万円(推定)でサインした。20年ドラフトの育成1位左腕は「早期の支配下登録が目標。左打者を絶対に抑えるというのが僕の仕事だと思うので、練習していきたい」と決意を新たにした。
ルーキーイヤーの今季はウエスタン・リーグで8試合に登板し、2勝0敗、防御率2・70。左のサイドハンドで、クロスステップから投じる独特なフォームが持ち味だ。巨人・高梨のような“左殺し”の切り札として期待が寄せられている。
秋季練習では矢野監督、金村1軍投手コーチから熱視線を浴び、シート打撃にも登板。指揮官は「スライダーとか投げ方とか、左打者がやっぱり嫌なんで。ああいう投手はうちに少ない。貴重な選手になってくれたら」と願っていた。