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【国産】第一三共、コロナワクチン中期治験を開始
第一三共、コロナワクチン中期治験を開始
第一三共は17日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、中期の臨床試験(治験)を開始したと発表した。ワクチン未接種の健康な成人80人を対象に安全性と投与量を検証する。2022年3月末までに最終段階の治験へ移行し、22年中の実用化を目指す。
17日から初回投与を始めた。米ファイザーや米モデルナと同じ「メッセンジャーRNA(mRNA)」と呼ばれるタイプのワクチンで高い有効性が期待できるとしている。子会社の第一三共バイオテック(埼玉県北本市)で製造した治験用ワクチンを使う。今回の治験では「より商用に近い製法で作られたワクチンを投与する」(同社)。
22年1月にはファイザー製など既存ワクチンを投与した接種者を対象に、追加接種(ブースター接種)用の治験も始める予定で、厚生労働省と引き続き協議を進めている。
日本経済新聞 2021年11月17日 16:43
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC176R50X11C21A1000000/