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【バンドリ!】「相談があるのですが」
にじげん!デイリーそうだねx13
放課後、席まで来た海鈴ちゃんが私をじっと見つめる。
なんだろう、改まって。
「ここではなんですし、若葉さんの家までの道すがら話します」
「う、うん」
手早く帰り支度をして、私達は教室を出る。
出る間際、怪訝そうな顔の椎名さんが見えた。
🔔
隣を歩く海鈴ちゃんが黙々と歩くから、私も黙々と歩く。
ポーカーフェイスって表現がピッタリなくらい、普段の海鈴ちゃんは何を考えてるのかイマイチ分からなくて…少し苦手だった。
同じバンドメンバーだし仲良く出来たらなって思うけど。
「三角さんは、打ち上げをしたいと思いませんか」
学校を出てしばらく無言で歩き、幾つ目かの信号待ちのタイミングで海鈴ちゃんは切り出してきた。
さっき教室で話しかけられた時と同じで、唐突すぎて面食らう。
打ち上げ?
なんだろう、改まって。
「ここではなんですし、若葉さんの家までの道すがら話します」
「う、うん」
手早く帰り支度をして、私達は教室を出る。
出る間際、怪訝そうな顔の椎名さんが見えた。
🔔
隣を歩く海鈴ちゃんが黙々と歩くから、私も黙々と歩く。
ポーカーフェイスって表現がピッタリなくらい、普段の海鈴ちゃんは何を考えてるのかイマイチ分からなくて…少し苦手だった。
同じバンドメンバーだし仲良く出来たらなって思うけど。
「三角さんは、打ち上げをしたいと思いませんか」
学校を出てしばらく無言で歩き、幾つ目かの信号待ちのタイミングで海鈴ちゃんは切り出してきた。
さっき教室で話しかけられた時と同じで、唐突すぎて面食らう。
打ち上げ?
1: にじげん!デイリーそうだねx5
「三角さんは、打ち上げをしたいと思いませんか」
聞こえなかったわけじゃないから繰り返されても。
私の反応が想像と違ったのか、海鈴ちゃんは片眉をピクリと上げる。
「どうかしましたか?」
「う、ううん。急で驚いちゃって…」
「そうですか。…それで、どうですか」
少しだけ身を乗り出すように、私との距離を詰める。はいかYESしか聞きたくないって感じの雰囲気に気圧された。
「海鈴ちゃん、前は断ってたからそういうの興味無いと思ってた…」
「あれは…先約があったので」
バツが悪そうな顔で目を逸らす。
あの時は、掛け持ちしてる他のバンドとの予定があるって言ってたっけ…。
「ですが今はAve Mujica一筋です。予定もありませんので幾らでも参加できます」
「そ、そうなんだ…」
全部辞めたって泣きながら訴えていたのを思い出す。
まさかそこまでムジカをやりたいなんて、と海鈴ちゃんの豹変に少し驚いたのを覚えている。
聞こえなかったわけじゃないから繰り返されても。
私の反応が想像と違ったのか、海鈴ちゃんは片眉をピクリと上げる。
「どうかしましたか?」
「う、ううん。急で驚いちゃって…」
「そうですか。…それで、どうですか」
少しだけ身を乗り出すように、私との距離を詰める。はいかYESしか聞きたくないって感じの雰囲気に気圧された。
「海鈴ちゃん、前は断ってたからそういうの興味無いと思ってた…」
「あれは…先約があったので」
バツが悪そうな顔で目を逸らす。
あの時は、掛け持ちしてる他のバンドとの予定があるって言ってたっけ…。
「ですが今はAve Mujica一筋です。予定もありませんので幾らでも参加できます」
「そ、そうなんだ…」
全部辞めたって泣きながら訴えていたのを思い出す。
まさかそこまでムジカをやりたいなんて、と海鈴ちゃんの豹変に少し驚いたのを覚えている。
2: にじげん!デイリーそうだねx8
「このバンドに賭けているんです。ならしたいじゃないですか、打ち上げ」
「ええと…そう、なの…?」
バンドに一心なのと打ち上げが繋がらない。
…海鈴ちゃんなりに仲良くなりたいってことなのだろうか。
「にゃむちゃんと睦ちゃんには…?」
「若葉さんの家に集まったときに声をかけようかと」
「そっか…そうだよね」
先に私を誘ったのは、その時賛同してスムーズに参加を取り付けるため、かな。
本当に打ち上げをしたいんだって、その気持ちをやっと私なりに理解できた。
「それで、どうですか。打ち上げしたいと思いませんか」
私は参加するかどうか、自分で決めるつもりはなくて。
頭にあるのは祥ちゃんはどう答えるんだろうってことばかり。
嫌な顔をするのかな。
笑ってくれるのかな。
「ええと…そう、なの…?」
バンドに一心なのと打ち上げが繋がらない。
…海鈴ちゃんなりに仲良くなりたいってことなのだろうか。
「にゃむちゃんと睦ちゃんには…?」
「若葉さんの家に集まったときに声をかけようかと」
「そっか…そうだよね」
先に私を誘ったのは、その時賛同してスムーズに参加を取り付けるため、かな。
本当に打ち上げをしたいんだって、その気持ちをやっと私なりに理解できた。
「それで、どうですか。打ち上げしたいと思いませんか」
私は参加するかどうか、自分で決めるつもりはなくて。
頭にあるのは祥ちゃんはどう答えるんだろうってことばかり。
嫌な顔をするのかな。
笑ってくれるのかな。