【バンドリ!】[7]「焔火」(envy)

【バンドリ!】[7]「焔火」(envy)

【バンドリ!】[7]「焔火」(envy)

にじげん!デイリーそうだねx19
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バンド練習のあと、着替えるため家に帰る。
愛音ちゃんのご両親が、結婚記念日の旅行で居ない日。お泊まり会しようよって、誘ってくれた。
そのお誘いには、きっと大事な意味が込められていて。
着替える前に浴びたシャワーは、いつもより少し長くなって。
駅に着くと、愛音ちゃんが迎えに来てくれていた。
「ぁ…あのちゃん」
「あー!ともりんお風呂入ったでしょ。シャンプーの香りする〜」
「ごめんね。遠いのに…駅まで」
「心配だったし!家まで一緒に歩きたかったから」
そう言いながら繋いでくれた手は温かくて。
肌寒くなってきた季節の空気の中、寄り添って歩く私たちの周りは、きっと蝋燭の火のような柔らかな光に包まれていた。 (fu4845252.txt)

【バンドリ!】[7]「焔火」(envy)|にじげん!デイリー

1: にじげん!デイリーそうだねx7
「お邪魔…します」
「風邪ひいちゃうからウチのお風呂使っていいよって言ったのに〜」
「ぁ…ご…ごめ」
「いいけどさ。部屋、暖かくしてあるから待ってて。私もシャワーしてくるから」
「なんか…いい香りするね」
「ミネストローネ作ったんだ〜。そよりんに簡単に作れるレシピ教わったから!あとで食べよ?」
「うん…!」

そよちゃん。
愛音ちゃんと、バンドの事以外でもよくお話してる。
たまに遊びに行ったりもしてるみたいだけど。
ふたりの仲の良さは、別に気にならなかった。
─以前は。

2: にじげん!デイリーそうだねx7
愛音ちゃんが作ったごはんをふたりで食べてから、部屋で学校の課題を片付けた。
愛音ちゃんが苦手な三角関数。私は天文部の活動で少し勉強したことがあったから、教えてあげた。
その後は、お茶を飲みながらお話しして。
始めはテーブルに向かい合わせで座っていたけど、いつの間にかベッドで肩を寄せ合っていた。
部屋着に眼鏡の、髪を後ろでまとめた愛音ちゃん。
いつもと少し違う、ゆったりした雰囲気で。
ふんわり暖かな、お日様みたいないい匂い。

すこし前、愛音ちゃんと初めてキスをした。
天文部の部室で、その後も何度か。
いつもぎりぎりで、そこまで。
今夜はきっと…その先まで。
愛音ちゃんの部屋の天窓から、中秋の名月が覗いていた。

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