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【MLB】ド軍キケの体調不良で「キム・ヘソンが招集される可能性」韓国メディアがメジャー昇格期待
スプリングトレーニングの終盤に体調を崩し、体重を11キロも落としたムーキー・ベッツは快復して現地3月27日の米開幕戦から復帰したものの、マイケル・コーペック投手とエンリケ・ヘルナンデス内野手も体調不良を訴えている。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によると、両者ともベッツと似たような胃腸炎の症状だという。コーペックの症状は軽いようだが、キケの愛称で知られるE・ヘルナンデスは食事がとれず、嘔吐が続いているようだ。
こうした状況を伝えた韓国メディア『OSEN』は、「E・ヘルナンデスが健康被害に苦しむなか、キム・ヘソンがMLBデビューへ」と題した記事を展開。「米開幕戦から2試合連続でE・ヘルナンデスが欠場。キム・ヘソンのメジャー昇格が注目される」と伝えた。
「E・ヘルナンデスは複数ポジションを守れるユーティリティー。その役割はキム・ヘソンと重なる。まともな食事が取れないE・ヘルナンデスの状態が改善しない場合、穴を埋めるためにキム・ヘソンがメジャーに昇格する可能性がある。キム・ヘソンは予想よりも早くメジャーデビューの夢を実現できるだろうか」
現地3月28日には3Aオクラホマシティの開幕戦が行なわれ、韓国通信社『Newsis』によるとキム・ヘソンは「6番・二塁」で先発出場。4打数無安打、1三振に終わり、課題の打撃面でアピールができなかったという。試合はオクラホマシティが3点リードしていた9回に4点を奪われて逆転負けとなった。
韓国メディア『News1』もキム・ヘソンの開幕戦に触れ、「安打に失敗。次の試合(現地29日)に米国初安打に挑む」と期待を込めた。
キム・ヘソンはKBOで通算打率.304、37本塁打、386打点、211盗塁、OPS.767を記録した韓国を代表する内野手。しかし、スプリングトレーニングでは15試合で打率.207(29打数6安打)、1本塁打、3打点、6得点、2盗塁。守備や走塁は評価されたが、打撃面でメジャーレベルに対応できず、環境に慣れるために傘下の3Aオクラホマシティ・コメッツでシーズンをスタートさせている。
胃腸炎に罹患する選手が続出しているドジャースは、3Aのキム・ヘソンを招集するのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/632efe7dafa66cfe43ae062642443488b8a2374c