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【野球】「日本がこんなにうらやましいとは…」韓国メディア、来年WBCもエース不在危機の代表チームに「赤信号」
韓国メディア「OSEN」は「日本がこんなにうらやましいとは…。韓国系投手もMLB全滅の危機。WBC赤信号」と見出しを付け、韓国野球の現状に危機感を示した。
母親が韓国人のデーン・ダニング投手(30)がレンジャーズからウェーバーにかけられたが、どのチームからも獲得する声がなくマイナーに降格したことを紹介。23年に12勝を挙げ、レ軍のワールドシリーズ制覇にも貢献したが、右肩痛もあり昨季は26試合で5勝7敗、防御率5・31と苦戦。肩のケガで球速も落ちたとし、今春オープン戦も5試合に登板も防御率8・18と苦しんだ。
ダニングは母が韓国人であることからWBCに韓国代表として出場資格があり、左腕にハングルで「同じ血」とタトゥーを入れるなど、韓国への愛情も深いという。ただ、23年の前回大会は股関節手術を受けリハビリ中であることから代表チーム合流が実現しなかった。
近年、予選敗退など不振が際立つ韓国代表は26年の次回WBCで名誉回復に向け最精鋭の戦力を構築する計画を立てているが、ダニングのマイナー降格により「代表チームへの参加も難しくなる」とした。
「OSEN」は大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、ダルビッシュ有、松井裕樹(パドレス)、菊池雄星(エンゼルス)、千賀滉大(メッツ)、今永昇太(カブス)と日本人投手の名前を並べ「メジャーリーグには多くの日本人投手がいる中で、韓国は国際大会で通用する確実なエース級投手が減っている」と現状を嘆き「国際大会の不振に直結するエース不在の中、ダニングのマイナー降格は韓国野球代表チームにとっても残念な事態だ」と記した。
メジャーでの韓国人投手は23年の柳賢振(リュ・ヒョンジン)が最後。フィリーズのジョー・ロスは祖母が韓国人ではあるが、WBCに韓国代表として出場資格はないという。それだけに「一人でもより競争力のある投手が必要な韓国代表チームとしては、ダニングがなんとか球威を戻し、メジャーリーグに戻ってくれることを望むしかない」と危機感をあらわにした。
3/27(木) 10:34 スポニチアネックス
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b6906da99278ca198aa5bb9284b66bb182948b4
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/03/27/jpeg/20250327s10001007061000p_view.webp