【バンドリ！】最近…私とあのちゃんの中であることが日課になっている。それは…お昼ご飯を食べた後に起こる…

「あのちゃん…はい…！」
「うぅ…やっぱり恥ずかしいよぉ…」
そう言いながらも、私のお膝の上に頭を乗せて寝転んだあのちゃんは口を開ける。あらかじめ持っていた歯ブラシに歯磨き粉を付けるとあのちゃんの歯にそれをあて、ゆっくりと磨いていく。
しゃこ…しゃこ…
静かな天文部室の中に響く歯磨きの音と、あのちゃんの僅かな声。あのちゃんのお口の中をじっくりと観察しながら、一本一本磨いていって。そうしていると…時間の流れなんて忘れちゃいそう…八重歯も磨いて…もう、終わっちゃった…
「がらがらー…ぺっ、と。ふぅ…ともりんありがとね！」
口の中をゆすいだあのちゃんにお礼を言われてううん、と返す。もっとやりたかったな…
「…今度お泊まりしよ？ それでさ…夜も歯磨き、やってほしいな」
「…！うん…！任せて…！」

ちょっと踏み込んだあのとも…

石のお手入れが好きな燈ちゃんだから
あのちゃんの歯のお手入れがしたくなるというわけか