【バンドリ！】「……！」

「お、どしたのともりん」「祥ちゃんが…困ってる気がする…！」
お昼休み、あのちゃんとご飯を食べていたら私の第六感に届く祥ちゃんの悩む声。こるは…困ってる…！
「そっかぁ、じゃあ助けに行かなきゃだね。どこにいるか分かる？」「香川……！ 小豆島…？」
私の大切な人レーダーが示すのは四国にある島…ここからは、遠い…それなら…
「なら久々にあれの出番かな！」「うん…！」
あのちゃんと目を合わせて頷く。授業は仕方ないけど、休む…バンドの練習は…今日はないから良かった…！
「…うん、ここなら大丈夫そう。いいよともりん！」
「分かった……変身…！」
周囲を見てくれたあのちゃんが、人がいないことを確認してくれて。私はポーズを決めて変身すると、バスへと変わる。
「メモリアル高松号…！ あのちゃん…運転、お願い…！」
「まっかせて！ 免停覚悟で飛ばしていくよ〜！」
「うん…！ 待ってて、さきちゃん…！」
ブロロロロロロロ……

メモリアル高松号…
こんな時でも私と初音の背中を押してくれるのですわね…燈…

ジョイント型…あのちゃんのオーラで走る…！