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ダンカンが阪神V逸の公約を守って断髪式 「間違いなく優勝すると思ったから…」
サンケイスポーツ紙面で、今季のプロ野球で阪神が優勝を逃した場合は坊主になると公約していた本紙コラム「ダンカン 虎の通信簿」を担当するタレント、ダンカン(62)が18日、東京・中野新橋の行きつけの理髪店で断髪式を行った。
「これは公約。約束だから」と覚悟を決めて着席。頭髪を蒸しタオルで柔らかくすると、阪神の法被姿の次男で俳優、虎太郎(22)が前頭部中央から後頭部をバリカンで一気に刈った。
髪量が多いだけに、あっけなく床に散乱する毛髪に悲しげな表情。「阪神はよくやった。悪くない」と自分に言い聞かせつつ、「阪神が77勝で、優勝したヤクルトが73勝って、どういうこと?」とボヤき節だった。
本人のリクエストで前頭部に阪神のマーク、後頭部に活躍を期待する日本ハム・新庄剛志監督(49)の愛称・BIG BOSSの文字をかたどるなど、逆境でも持ち前のエンターテインメントぶりで喜ばせたダンカン。理髪店には同じ虎党で近所に住む松村邦洋(54)が噂を聞きつけてサプライズ訪問し、ダンカンの潔さに「僕の人生なんか、生っちょろいですよ」と恐縮していた。
坊主になるのは2008年放送のテレビ東京系「ザ・決断!スペシャル~八重山商工野球部物語~」に出演以来、13年ぶり。監督を演じた際の役作りで坊主になった。
今回、坊主を公言したのは「間違いなく優勝すると思ったから」。さらに「俺の猛虎に対する大いなる片思い」と力説しつつ、戦力の充実に「自分自身も浮かれていた」と反省。来季の阪神には「短期決戦の戦い方も学んでほしい。伸びしろは十分」と期待した。
日本ハム・新庄剛志監督(49)には「新しい野球をみせてくれそう。ファンが球場に足を運ぶようになればうれしい」と評価。一方で「これで、ある程度勝ち星をあげないとね」と来季を心待ちにし、阪神には「来季からまた再スタート!」とエール。この日は巨人・原辰徳監督(63)のそっくりさんで知られる原辰(はらたつ、63)も駆け付けて盛り上げた。