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阪神・佐藤輝明 2年目の進化へシーズン完走ボディーつくる 下半身の筋力増やし、膝への負担減らす
シーズン「完走」ボディーを手に入れる!左膝痛で秋季練習を一部別メニュー調整している阪神・佐藤輝が、今オフの課題に下半身強化を掲げた。
「膝をケガしているので。まずは下半身をもっと安定するように鍛えていきたい」
秋季練習では患部の完治を最優先。打撃練習は行うが、走塁や守備練習には参加していない。その分、部分的な課題に取り組める時間がある。「ケガをして守備をしない分、今までチューブとかあまりやってこなかった細かいところはよりやるようになっている」。目指すは、下半身の筋力増強による膝への負担軽減だ。
患部への負担が少ないウエートトレーニング、プールを使ったランニング…。本人にとっては目新しいメニューに励み、シーズン終盤の失速の一大要因になった膝痛の克服に取り組む日々。仲野トレーナーも「まだまだ体力、筋力ともに課題がある」と伸びしろの存在を示した上で「足の筋力をどれだけ増やせて、膝への負担をどれだけ減らせるかが今、最大の課題」と言葉に力をこめた。
今季24本塁打の原動力となった、たくましいボディーを年間通して戦い抜けるものに仕上げるのが、目下の目標。そのために現在94キロの体重についても「もう少し増やしたいかな」と佐藤輝。加えて筋力強化にも余念はない。「今だけ(体づくりを)やってもダメですし、シーズン中も継続しないと。いい体になるようにやっていきたい」。来季以降のスケールアップ、パフォーマンス向上を見据える秋。その「資本」となる肉体を鍛え、磨き上げていく。(阪井 日向)
膝をまたケガしない身体作りを。
阪神・佐藤輝 2年目の進化へシーズン完走ボディーつくる 下半身の筋力増やし、膝への負担減らす― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/11/18/kiji/20211118s00001173090000c.html …