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阪神、ウィルカーソン獲得調査 〝ガンケル2世〟期待、日本球界向き高い奪三振率&制球力
2022年に向けて、虎が動き出した。海を渡って来日すれば大化けする可能性がある。名よりも実をとる。阪神がメジャー1勝右腕、ウィルカーソンの獲得調査を行っていることが判明した。
ウィルカーソンは188センチ、104キロの恵まれた体から最速152キロの直球にカーブ、スライダー、チェンジアップなどを操る先発型だ。メジャーでは通算3年で14試合に登板し、1勝1敗、防御率6・88。米球界関係者は「奪三振率が高く、コントロールにもまとまりがある」と評価する。
今季はドジャース傘下3Aで23試合に登板し、8勝5敗、防御率3・86。11月上旬に自由契約となった。大学4年時にはリーグ戦で54イニング連続無失点の米大学記録を樹立するなど活躍も、11年に右肘の手術を受け、ドラフト会議でも指名されず。冷凍食品会社で働くなど2年間の浪人生活を経験し、独立リーグでプレー。メジャー行きをつかんだ苦労人だ。
来季、17年ぶりのリーグ優勝を目指す阪神の外国人事情は揺れている。今季42セーブを挙げ、2年連続で最多セーブ賞を獲得したスアレスは今季からの2年契約も、2年目はスアレス側に選択権があり、メジャー球界に流出する可能性がある。
嶌村球団本部長は「あれだけの抑えがいたらそりゃ非常に助かりますよ」と全力で慰留に努める構えだが、予断を許さない状況。保留者名簿の提出期限である11月末までに残留交渉がまとまらなければ自由契約となるため、交渉の長期化も予想される。
さらにアルカンタラ、ロハス、チェンは2年契約で残留が決定的だが、来日3年目で自己最多の22本塁打を放ったマルテとガンケルは単年契約。スアレス、マルテ、ガンケルの動向次第で編成事情は大きく変わるものの並行して整えられる戦力は整えていく。
背水の単年契約で続投が決まった矢野監督は「新たな挑戦を来季に向けてしていく」と覚悟を語っている。ヤクルトと5厘差の2位で終わり、クライマックスシリーズもファーストステージで3位巨人に2連敗。リーグ優勝が絶対条件になる来季に向け、虎が積極的に補強を仕掛けていく。
引用元: https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1637179981/