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【福岡】昔人が住んでた竪穴の朝鮮と共通のかまど跡公開 朝鮮から技術を持って渡ってきた人たちがどのような役割担っていたのか調査・小郡
小郡の遺跡で発掘の「かまど跡」公開
飛鳥時代から奈良時代にかけての集落の跡が確認されている小郡市の遺跡で見学会が行われ、
住居で使われていた「L字形かまど」と呼ばれるかまどの跡などが紹介されました。
小郡市にある干潟猿山遺跡は飛鳥時代から奈良時代にかけての集落の跡が確認されています。
ことし2月からの発掘調査を受けて、きょう、現地で見学会が行われ、担当者から
竪穴住居で使われていた「L字形かまど」の跡が見つかったことなどが紹介されました。
このかまどは排出された煙などの通路となる「煙道」が、L字形に壁に沿って取り付けられていて、
担当者は周辺に残った土や炭からかつての姿が確認できることや
朝鮮半島で見られるかまどと共通し、2つの地域のかかわりがわかる発見だと説明していました。
小郡市埋蔵文化財調査センターの山崎頼人主査は「朝鮮半島から技術を持って渡ってきた人たちが、
この地域でどのような役割を担っていたのか調査していきたい」と話していました。
11/13 19:41 NHK
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/20211113/5010013898.html