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【バンドリ!】︎女の子は誰だってメンヘラの素質がある、なんて言葉を聞いたことがある。その時はそっか〜なんて聞き流していたけれど、こうしてMygo!!!!!を
1: にじげん!デイリーそうだねx5
「今日の練習は終わり、愛音、上達してる。頑張ったな」
︎ ︎りっきーは練習が終わるとみんなに対してフィードバックをしてくれる。ともりんに対しては大体褒めてるけど、私には結構的確に見抜いてきて、苦手だから練習していたところは褒めてくれるし、得意だからとサボっていたところは甘くなってると怒られる。これが怒られるばかりだと私もムカついて反発しちゃうんだけど…りっきーの言うことはちゃんと正しいし、努力したらその分は褒めてくれるから飴と鞭の使い方が本当に上手い。
︎ ︎そしてそれが気に入らないのが私の彼女のそよりん。そよりん的には私が努力してる姿は自分が一番見ているんだという思いがあるんだろう。まぁ、実際にそよりんの家で練習しながらそよりんはそれをBGMにスマホを見たり勉強してるから間違ってはいないんだけど。でも、それならそれで褒めてくれたりすればいいのに、そよりんは素直じゃないからそれを言葉にできない。なのに私がりっきーに褒められて喜んでるから余計に気に入らない。それを分かって喜んでる私も私なんだけどね?
︎ ︎りっきーは練習が終わるとみんなに対してフィードバックをしてくれる。ともりんに対しては大体褒めてるけど、私には結構的確に見抜いてきて、苦手だから練習していたところは褒めてくれるし、得意だからとサボっていたところは甘くなってると怒られる。これが怒られるばかりだと私もムカついて反発しちゃうんだけど…りっきーの言うことはちゃんと正しいし、努力したらその分は褒めてくれるから飴と鞭の使い方が本当に上手い。
︎ ︎そしてそれが気に入らないのが私の彼女のそよりん。そよりん的には私が努力してる姿は自分が一番見ているんだという思いがあるんだろう。まぁ、実際にそよりんの家で練習しながらそよりんはそれをBGMにスマホを見たり勉強してるから間違ってはいないんだけど。でも、それならそれで褒めてくれたりすればいいのに、そよりんは素直じゃないからそれを言葉にできない。なのに私がりっきーに褒められて喜んでるから余計に気に入らない。それを分かって喜んでる私も私なんだけどね?
2: にじげん!デイリーそうだねx6
「……愛音ちゃん」
「はーい、なんですかお嬢様」
︎ ︎最近は週に半分くらいそよりんのお家で過ごしている気がする。そよりんの家はお母さんがあんまり帰って来れないからそよりんは人の温もりに飢えているみたいだから、私によく泊まってほしいとお願いしてくる。
︎ ︎いや、直接は言葉にしないんだけど帰ろうとすると「もう帰るの?」とか言ったり寂しそうな目をするから泊まっちゃうんだよなぁ。そよりん、普段は大人っぽいのに変なところで子どもらしさを見せるから参ってしまう。
「……私だって、愛音ちゃんのこと、偉いと思ってる」
「あははっ、どうしたの急に。そよりんの想いはちゃんと伝わってるよ」
︎ ︎私の膝にぽす、と顔を埋めながら呟くそよりんに笑いながら返す。きっと褒めてる顔を見られるのが恥ずかしいから、なんて思いで埋めてるんだろうけどこっちの方が恥ずかしいと思うんだけどなぁ。それを指摘しちゃうと拗ねるからなにも言わずに頭を撫でてあげる。私もロングヘアだけどそよりんのロングヘアの方が好き。さらさらとしていながら軽くて手触りが良いんだもん。羨ましいなぁ。
「はーい、なんですかお嬢様」
︎ ︎最近は週に半分くらいそよりんのお家で過ごしている気がする。そよりんの家はお母さんがあんまり帰って来れないからそよりんは人の温もりに飢えているみたいだから、私によく泊まってほしいとお願いしてくる。
︎ ︎いや、直接は言葉にしないんだけど帰ろうとすると「もう帰るの?」とか言ったり寂しそうな目をするから泊まっちゃうんだよなぁ。そよりん、普段は大人っぽいのに変なところで子どもらしさを見せるから参ってしまう。
「……私だって、愛音ちゃんのこと、偉いと思ってる」
「あははっ、どうしたの急に。そよりんの想いはちゃんと伝わってるよ」
︎ ︎私の膝にぽす、と顔を埋めながら呟くそよりんに笑いながら返す。きっと褒めてる顔を見られるのが恥ずかしいから、なんて思いで埋めてるんだろうけどこっちの方が恥ずかしいと思うんだけどなぁ。それを指摘しちゃうと拗ねるからなにも言わずに頭を撫でてあげる。私もロングヘアだけどそよりんのロングヘアの方が好き。さらさらとしていながら軽くて手触りが良いんだもん。羨ましいなぁ。
3: にじげん!デイリーそうだねx4
「りっきーはさぁ、そよりんのことどう思う?」
「なに急に。どうって……まぁ、Mygo!!!!!に必要な存在だと思ってるし、なんだかんだ面倒見良いよな」
「あー、そういうのじゃなくてさ。面倒くさくない?って」
︎ ︎RINGのカフェ。今日は練習もないからりっきーもバイトしている。こういう日はカフェに来てバイト中のりっきーに絡むのが楽しいんだよね。
「面倒くさいってお前……そよは彼女なのにそんなこと言うか?」
︎ ︎はい出ました、りっきーの呆れた目〜。最初の頃はなんなの!? って思ってたけど今ではすっかり慣れちゃったなぁ。
「彼女だから思うんだよ〜」
「まぁ……そよは落ちる時は落ちるからなぁ」
︎ ︎コップを拭く手を止めながらりっきーは言う。流石りっきー、よく分かってる。そよりんは定期的にヘラるから私とりっきーでお家に訪問したりするもんね。最近は彼女のお前が行けって一人で行くことが多いけど。
「そこが可愛いんだけどさぁ、そよりんって寂しがり屋だし……ほら、見てこれ」
「なに急に。どうって……まぁ、Mygo!!!!!に必要な存在だと思ってるし、なんだかんだ面倒見良いよな」
「あー、そういうのじゃなくてさ。面倒くさくない?って」
︎ ︎RINGのカフェ。今日は練習もないからりっきーもバイトしている。こういう日はカフェに来てバイト中のりっきーに絡むのが楽しいんだよね。
「面倒くさいってお前……そよは彼女なのにそんなこと言うか?」
︎ ︎はい出ました、りっきーの呆れた目〜。最初の頃はなんなの!? って思ってたけど今ではすっかり慣れちゃったなぁ。
「彼女だから思うんだよ〜」
「まぁ……そよは落ちる時は落ちるからなぁ」
︎ ︎コップを拭く手を止めながらりっきーは言う。流石りっきー、よく分かってる。そよりんは定期的にヘラるから私とりっきーでお家に訪問したりするもんね。最近は彼女のお前が行けって一人で行くことが多いけど。
「そこが可愛いんだけどさぁ、そよりんって寂しがり屋だし……ほら、見てこれ」