【テレ東】大江麻理子アナ、6月退社へ「ゆっくりしたい」　「モヤさま」「WBS」など看板番組担当で人気

　テレビ東京の大江麻理子アナウンサー（46）が同局を退社することが19日、分かった。報道とバラエティーの同局2大番組で活躍した看板アナ。同局はスポニチ本紙の取材に「6月下旬に退社する予定です。理由についてはゆっくりしたいと伺っています」と答えた。今後については「当面はフリーでの活動や他局に出演することはないと聞いています」と話している。

　フェリス女学院大卒業後、2001年に入社。07年から「モヤモヤさまぁ～ず2」で初代アシスタントを務め上品なたたずまいと飾らないキャラクターで人気に。米ニューヨーク支局を経て、14年に「ワールドビジネスサテライト（WBS）」のメインキャスターに就任。報道番組でも力を発揮した。

　プライベートでは14年にマネックスグループ代表執行役会長の松本大氏（61）と結婚。人気女子アナと「資産85億円」とも報じられた15歳年上の実業家の結婚にはさまざまな驚きの声が上がり、話題となった。

　テレビ関係者は「結婚生活も夫婦双方の仕事も順調ぶりが伝えられていましたが、昨年になって変化が見られました」と語る。10年間続けたWBSのキャスターは、昨年4月から金曜のみの担当に変わっていた。局側は、報道とバラエティーで局の顔を務めた貢献者の決断を聞き入れ、温かく送り出すつもりでいる。

　人気女性アナの退社が相次ぐテレビ東京。昨年は福田典子（34）松丸友紀（43）ら4人が新たな道に進んだ。過去に退社した鷲見玲奈（34）、森香澄（29）を含め、それぞれが独自の路線で成功。民放関係者は「テレ東のアナウンサーはフリーになっても力を発揮できるのが特長。幅広い番組を担当することで培われるもので、そのパイオニアとも言えるのが大江アナ。局には次世代が育つ土壌があり、局側も退社を選ぶアナを温かく送り出している」と話す。

　大江アナの実績と人脈から、退社後は講演も含めてさまざまな仕事の依頼が寄せられるのは間違いない。今後の活動、ライフスタイルにも注目が集まりそうだ。