“おでん”という日本語を使うのは正しいのか…初開催の「赤いおでん祝祭」の名称、韓国で議論に

“おでん”という日本語を使うのは正しいのか…初開催の「赤いおでん祝祭」の名称、韓国で議論に

“おでん”という日本語を使うのは正しいのか…初開催の「赤いおでん祝祭」の名称、韓国で議論に

1: 昆虫図鑑 ★ 2025/02/19(水) 16:22:50.37 ID:B3DGuHhf
韓国・忠清北道の堤川(チェチョン)市が地域の名物である「赤いおでん」をテーマにした「堤川赤いおでん祝祭」を初開催することになったが、その名称をめぐりオンライン上で意見が分かれている。

一部から、なぜ「おでん」という日本語を使うのかという声があるのだ。「おでん」ではなく、「オムク」という韓国語を使うのが適切だという主張だ。

そもそも堤川の「赤いおでん」は、串に刺した具材を赤いスープに並べて入れ、味が均一に染み込むように煮詰めて作られる。柔らかく弾力のある魚のすり身と、旨味のあるスープが絶妙に調和するのが「赤いおでん」の特徴だという。

堤川市庁によると、「赤いおでん」は商標登録されている名称で、この名前を冠した軽食店は堤川市内だけで30店舗以上に上るそうだ。

「おでん」と「オムク」は別物。だが…
オンライン上で名称が議論になっているが、辞書的な意味で考えると、「おでん」と「オムク」は異なるものであり、「おでん」の代わりに「オムク」を使うのは適切とはいえない。

「オムク」は、チクワのような魚の練り物を意味するからだ。一方で「おでん」は、大根や卵、油揚げなど様々な具材がスープに入れられる料理名だ。つまり「オムク」は、「おでん」の具のひとつという認識でいいだろう。

「オムク」の起源は中国だが、韓国では朝鮮王朝時代に記録が残されている。1719年に編纂された『進宴儀軌』に、魚の骨や皮を取り除いてすり潰し、調味料や野菜を混ぜて丸める調理法が記されているのだ。

このように「おでん」と「オムク」は本来まったく異なるものであり、それぞれの起源や意味も明確といえる。しかし、そうなると辻褄が合わなくなるのが、冒頭で触れた堤川市の「赤いおでん」だ。

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串に刺して赤いスープに浸しているのは、明らかに「オムク」であり、本来の意味での「おでん」とはいえない。「赤いオムク」と呼ぶのが妥当だが、商標登録されている名称であり、今さら変更するわけにもいかないだろう。

こういった混同は、珍しくない。韓国メディア『週刊朝鮮』は「冬の温かい癒し、オムクの長く長い歴史」という記事で、「オムクは日本統治時代に日本から伝わった食べ物であり、当初は“おでん”と呼ばれていたが、その後“オムク”という純化された言葉が作られたことは、多くの読者がご存じだろう」と紹介している。

それを踏まえると、「オムク」という言葉は、「おでん」を含む広い意味で使われている可能性がある。

なお「堤川赤いおでん祝祭」は、堤川駅の広場一帯で2月28日から3月3日まで開催される予定だ。

(文=サーチコリアニュース編集部O)

https://searchkoreanews.jp/opinion_topic/id=34180

引用元:https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1739949770/


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