【兵庫】警察抗議のＳＮＳ投稿めぐり政倫審設置 姫路市議会 高見議員「全く問題ないと言われている」

姫路市議会は、自民党会派に所属する議員のＳＮＳへの投稿が不適切だなどとして、投稿の理由などを確認するための政治倫理審査会を設置しました。

兵庫県警察本部は先月（１月）、この議員の知事選挙をめぐる投稿の内容が事実でないとして自民党県連に抗議しています。

兵庫県警察本部は、先月、姫路市議会で自民党会派に所属する高見千咲 議員が、先の県知事選挙をめぐって「兵庫県警の内部では、特定候補の応援をするように通達されていたと聞いた」などとＳＮＳで投稿した内容は事実でないとして、自民党県連に抗議するとともに速やかな削除などを求めました。

こうした中、姫路市議会では、自民党など８つの会派が、高見議員のＳＮＳでの複数の投稿が不適切だなどとして、投稿の理由などを確認するための政治倫理審査会の設置を求め、１７日に開かれた議会運営委員会で宮下和也 議長が審査会を設置したことを報告しました。
１９日、初めての会合を開き、その後、高見議員の出席を求めていくことにしています。

宮下議長は記者団に対し「市民からも対応を求める声が寄せられているので、審査会で投稿内容を精査してもらい、議会に対して不信感を持たれないようにしたい」と述べました。

高見議員は報道各社に対して「弁護士にも相談済みだが、私の一連の行動に対して全く問題ないと言われている。今後もきぜんとした対応をとっていくつもりだ」などとコメントしています。