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【韓国】「日帝強占期=韓国の成長基盤?」・・・成均館大WEBマガジン『植民地時代の近代化』が炎上
各種のオンラインコミュニティーでは、成均館大学校のWEBマガジンSNSが作成した掲載文のキャプチャー画像が投稿されている。
該当の掲載文は『学術』のセクションで作成された文章の紹介で、成均WEBマガジン側は、「今日は我が民族の大きな痛みだった日帝強占期を眺める二つの視線について紹介しようと思う」と切り出した。
成均WEBマガジンは、「日帝強占期を抑圧の歴史と見る視覚の他にも、韓国の成長基盤が形成された時期と見る視覚があるということをご存じだろうか」とし、「今回の “学術” セクションでは “植民地収奪論” と、“植民地近代化論” を調べてみた。学友の皆さんが日帝強占期に対する視野を広げ、自身の考えはどういうものか、少し考える時間を持てばと思う」と説明した。
引き続き掲載された学術では『朝鮮工業化政策』を例に挙げ、「植民地近代化論は日帝の植民地支配が産んだ近代的側面を発見する」とし、「日帝の収奪のみを一方的に強調する植民地収奪論を否定し、1930年代の工業化がもたらした開発の側面や近代化の側面を浮上させる」という立場を紹介した。
続けて、「朝鮮人資本、朝鮮人労働力の変化は、日帝および日本の独占資本に対する朝鮮人の対応に、量的発展と同時に質的発展ももたらした」とし、「ふと、これまで日帝強占期をどう眺めていたのかという悩みがある。かなり収奪論的に眺めていたのではないのかと思いつつも、収奪が本質という考えは払拭できない」と伝えた。
最後に、「日帝強占期中に多くの人々は暴力性、強制性によって苦痛を受けた。もしかすると殖民支配の中で、日本の近代性が韓国に一部移転された部分もあるだろう」としながらも、「はたして我々が日帝強占期という時代について本質的に問いを投げるべき地点はどこなのか、今一度考えてみる必要はないかと思う」と締めくくった。
これらの文章に接したヌリクン(ネチズン)たちと、成均館大学校の学生の憤怒は収まらない。ヌリくんたちは、「成均館大学校の初代総長であるキム・リャンスク(金昌淑)先生が、独立運動に一生に捧げた方ということは知っているのか」、「問題提起だとしても、このような方向に文章を書いてはいけなかった」、「思わず悪罵がでてしまった」、「植民地は単なる収奪目的だ」と言いながら批判を続けた。
物議を醸すとすぐさま成均WEBマガジンは、該当の文章と紹介文を削除した。
トップスターニュース(韓国語)
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