【驚愕】日本の「働かないおじさん」増加の真因とは?

【驚愕】日本の「働かないおじさん」増加の真因とは?

働かないおじさん(はたらかないおじさん)とは、周囲の期待する役割に対して、成果や行動が伴っていない中高年の男性社員を指す用語。存在感が薄いため妖精さん(ようせいさん)とも呼ばれる。全くいていないわけではないものの、働きに見合わない高い報酬を受け取っているとして批判されている。 「働かないおじさん
11キロバイト (1,511 語) – 2024年11月30日 (土) 01:12

(出典 働かない中高年に怒りの声「負担のかかる仕事は全部こっち任せ」「体力的にキツイこと、面倒くさいことは下の若者の仕事」 | キャリコネニュース)
「働かないおじさん」という表現が暗示するように、社会の中ではさまざまな問題が根深く存在しています。この記事では、そのシンプルな理由に迫りつつも、解決策についても触れられています。私たち一人一人がどのようにこれらの問題と向き合うべきか、再考するきっかけになりました。

1 七波羅探題 ★ :2025/02/10(月) 18:53:04.82 ID:reqUzsax9

現代新書編集部2025.02.10
https://gendai.media/articles/-/146000

■60代管理職はほとんど存在しない
定年後の問題は、定年前から始まっている。

たとえば、管理職に就く人の実態を見てみると……。

〈部長職については、30代後半から少しずつ在籍者が増え始め、若い人では40代前半から後半にかけてその職に就く。そして、部長職の構成比率は、50代前半で26.6%、50代後半で26.9%と50代でピークを打った後は急速に減少し、60代前半には8.8%、60代後半には2.7%までその数を減らす。

特に、大企業においては、部長職にまで上り詰めることができる人はごく一部である。そのごく一部の人も年齢を重ねるなかでいずれその役職を降りることを余儀なくされる。

課長職ではさらに状況は厳しい。課長職の年齢構成をみると、60代前半でその職に就く人の比率は2.9%、60代後半は0.5%となる。50代後半以降、多くの人は役職定年や定年を経験して役職をはく奪される。60歳を過ぎて、部下を多数有する常勤の役職者で居続けることは、多くの日本企業では不可能になっている。〉(『ほんとうの定年後』より)

■中高年のモチベーションの低下
なぜ日本企業では年齢によって役職を引き下げるのか。

〈多くの企業で中高年が急速に増えていくなかで、現場で顧客の最前線に立って成果を生み出すプレイヤーが不足し、管理だけを行う人材へのニーズが低下している。そのギャップが多くの企業で顕在化しているのである。

年齢構成のひずみの拡大に応じて、企業としても役職適齢期を迎えている中堅層を十分に処遇しきれなくなっている。これまで企業のために尽くしてくれた従業員に対して職位で報いることができないということになれば、中堅層のモチベーション維持に困難が生じる。

定年前の中高年のモチベーションの低下が問題視されて久しい。しかしその一方で、近年では一社員として現場で利益を上げ続けられる社員であれば年齢にかかわらず確保したいというニーズも、企業内において急速に高まっている。〉(『ほんとうの定年後』より)

「働かないおじさん」問題などが話題になることがあるが、中高年の仕事観に何が起きているのだろうか。

〈落ち込みの谷が最も深いのが50代前半である。この年齢になるとこれまで価値の源泉であった「高い収入や栄誉」の因子得点もマイナスとなり、自分がなぜいまの仕事をしているのか、その価値を見失ってしまう。

定年が迫り、役職定年を迎える頃、これからの職業人生において何を目標にしていけばいいのか迷う経験をする人は少なくない。〉(『ほんとうの定年後』より)

データから明らかになるのは、50代が大きな転機になるということだ。

定年後をどうするかは、50代をどう生きるか、という問題でもあるのかもしれない。

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