八潮陥没、水と硫化水素が引き起こす化学災害とは!?

NO IMAGE

八潮陥没、水と硫化水素が引き起こす化学災害とは!?

硫化水素のサムネイル
硫化水素(りゅうかすいそ、英: hydrogen sulfide)は、化学式 H2S で表される硫黄と水素の無機化合物で、カルコゲン化水素の一つ。別名スルファン(sulfane)。無色の気体で、腐卵臭を持つ。空気に対する比重は1.1905である。 硫化水素は、空気より重く(比重1.1905)、無色、水によく溶け、弱い酸性を示す。…
29キロバイト (3,934 語) – 2024年12月11日 (水) 17:32

1 七波羅探題 ★ :2025/02/10(月) 15:27:47.93 ID:reqUzsax9

道路陥没で大量の水、硫化水素…専門家「一呼吸で亡くなるくらいの濃度になることも。もう化学災害になっている」

(前略)
さらに、救助が難航しているもう1つの理由が下水道管内の「硫化水素」だ。下水道管を流れる汚水に含まれる尿や洗剤などから発生する硫化水素。元東京消防庁 レスキュー隊・田中章氏は「(下水管には)空気がない、硫化水素の濃度が非常に高い。硫化水素も非常に濃度が高いと一呼吸で人間が亡くなるくらいの濃度がある。そこを改善しないと動きは取れない」と憂慮した。

対応策として、福岡工業大学 工学部・久保裕也准教授「(硫化水素を)もう薄めるしかないと言ってもいいと思うが、換気をして空気で薄めるのみだと思う」と述べた。田中氏は「新鮮な空気と水の除去、これが第一優先。これを早急にしてもらわないと消防も自衛隊も動きがとれない。そこが改善されたら一斉に多くの隊が入って活動すると思う」と語った。

では、救助活動を終えて下水管と道路が復旧するまでにはどれくらいの期間がかかるのか。藤井代表は「ここで起きたということは、すべての管も同じような状態になっている可能性がある。下手すると(下水道管を)もう1本作ってそっちを通して、その間に修理としないと収拾がつかないかもしれないし…」「なんとも言えないが、(作業がスムーズに進んだとして)3年とかかかる」と説明した。

そして消防は9日、転落したトラック運転手の穴の中での捜索活動を断念すると発表した。穴にはまだ捜索が必要な場所が残っているものの、内部では水が流れ続けていて、斜面が崩れやすくなっているため、穴の中での捜索は断念したという。一方、穴に向かって流れる水を迂回させるバイパスの運用は、8日の夜から始まっていて、下水道管内での捜索活動を含めた今後の方針について改めて協議されている。

現場について田中氏は「最初に陥没した地点のところは断念ということで、そこは捜索活動をおおむね終えたと解釈している。下水管の中で運転席らしきものが見つかったキャビンのところは、おそらく地下鉄サリン事件の車両の中に大量の洪水があって、真っ暗で有毒ガスが充満しているというイメージだ」とした上で「硫化水素は火山性の山にいくと、よく卵が腐ったにおいがすると思うが、大気で噴出していてもそれを一呼吸吸うだけで意識障害を引き起こしす有毒ガス。それが下水道管に充満している。このまま救助隊員が入るとなると、化学防護服をつけないと入れない。もう化学災害になっている」「救助隊員はボンベをつけることで呼吸を保護できるが、空気呼吸器のボンベは30分から40分ぐらいの使用可能時間なので、侵入から脱出までと考えると、かなり(救助)活動は困難だと思う」との懸念を示した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

※全文はリンク先で
https://times.abema.tv/articles/-/10163370
ABEMA的ニュースショー
ABEMA的ニュースショー

続きを読む

続きを見る(外部サイト)

ニュースカテゴリの最新記事