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【悲報】57歳 カズ・三浦知良さん、大ピンチwwwwwwwww
三浦知良、プロ40年目直前で開幕絶望 復帰は4月以降に…練習初参加も「厳しいね」
JFLアトレチコ鈴鹿のFW三浦知良(57)がプロ40年目に出遅れた。カズは5日、三重・鈴鹿市内でチーム練習に初参加したが、コンディション不良で別メニュー調整。
練習後には調整不足から3月9日のリーグ開幕戦(対レイラック滋賀)出場は厳しく、本格復帰が4月までずれ込むことを明かした。
チーム公式の集合写真撮影後、ピッチで山本富士雄新監督(58)を囲む選手の輪に、カズの姿はなかった。
一人遅れて現れると、ピッチの脇でボールを使って軽い調整。身体の動きを確かめると、足早にロッカールームに戻り、長い時間をかけてケアに務めた。
練習後には真剣な表情で「だいぶ出遅れている。チームに合流できるのは4月ごろ。開幕戦? 厳しいね」と話した。
昨季終盤に欠場の原因となった左足の痛みは回復したとされるが「悪いところは?」の質問に「全部だね」と自嘲気味に話した。
昨年11月末に「プロ39年目」のシーズンを終えると、すぐに大阪で自主トレを開始。
「年齢的に休むと取り戻せなくなる」と話していた。年末年始に短いオフをとった後、1月には期限付き移籍元である横浜FCの宮崎キャンプに参加。もっとも、開幕がJFLより1か月早いJリーグのペースと合わず「ずっと別メニューだった」と明かした。
今月1日には鈴鹿入りし、2日には同市内の椿大神社で行われた必勝祈願に参加。「チームの勝利のために自分の役割を果たしたい」と意気込みを口にしていた。
もともと、開幕から徐々に調子を上げていくのが年齢を重ねてからの「カズ流」の調整法。シーズンを通してチームに貢献するために、焦らずに調整を続けるつもりだ。
この日、山本監督はカズについて「期待しかない」と話した。起用法についても「ゴールにつながる最後のところ。そこの感覚は素晴らしいものがある。たくさん、ゴールしてほしい」。ボール保持率を高めて主導権を握りながら戦うスタイルを模索する新監督は、フィニッシュをカズに期待した。
三菱自動車、ベルマーレ平塚で同い年のカズと対戦経験のある山本監督は、筑波大時代にブラジルのSEマツバラにサッカー留学。プロ選手のカズと2か月間、一緒にトレーニングをした仲だという。
30歳で指導者に転身した同監督は今も現役のカズについて「すごい。ずっと続けてほしい」。大ベテランの起用についても「難しいことはない。チームの勝利を最優先してやるだけ」と笑顔で話した。
クラブは今季、J3ライセンス再取得を目指し、Jクラブ空白県の三重から初のJリーグ入りを狙う。「チームの勝利に貢献して、三重、鈴鹿を盛り上げていきたい」。
今月26日で58歳、少しずつ無理がきかなくなるのは当然で、試合に向けた調整も難しくなる。それでも、カズは試合出場とゴールでチームのJリーグ昇格に貢献するために、プロ40年目を戦う。