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【悲報】誰かが見つけたゲームの攻略法、勝手に真似して広めると違法になる可能性。1月30日大阪高裁
読売2025/01/31
将棋の指し手を記録する「棋譜」を再現した動画を即時配信していた男性ユーチューバーが、動画の削除を申請されて損害を負ったとして、対局中継などを有料配信する事業者「囲碁将棋チャンネル」(東京)に万円の賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が30日、大阪高裁であった。
これに対し、森崎裁判長は、棋譜は棋戦の主催者である日本将棋連盟と新聞社などが管理し、許諾を受けた囲碁将棋チャンネルなどが有料配信するビジネスモデルが成立していると言及。
ユーチューバーによる動画配信が繰り返されれば、「現状の規模で棋戦を存続させることを危うくしかねない」と指摘した。その上で、男性の配信は自由競争の範囲を逸脱し、同社の営業上の利益を侵害しているとして、不法行為にあたると結論付けた。