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【韓国】みなさんの『No Japan』はお元気ですか?
https://youtu.be/xc_qQYaZaXo
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<インタビュー回答>
「反省はおろか “私は偉い” 的な感じなので、目にもの見せてくれるという思いでずっと参加している」
「品質面で日本製のほうが優れているし、自分一人が買わなくても特に影響がないと思って参加していない」
「コロナ19の影響のせいで全般的に関心が落ちたようだ」
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最近、全北(チョンブク)金堤市(キムヂェシ)のアネスビルゴルフ場が、来年から日本製車両の出入りを禁止すると発表して、日本製品不買運動(No Japan=ノヂェペン)が再び話題になりました。
「謝罪をしない日本を容易に許してはならない」というイ・ウボク代表は、熱が冷めた『No Japan』に警戒心を呼び起こしたいという意志を示しました。
オンラインコミュニティーでは、「チョクバリ(日本人を蔑んで呼ぶ言葉)車には譲らない」という文言を後部ガラスに貼った車両をめぐり、一連の物議を醸しました。
2019年7月に始まったNo Japanは、日本の経済報復に対抗して日本製品は買わない、使わなう、現地にも行かないという自発的な運動です。
日本のビールや文房具が店頭から消え、日本車の売り上げが急減するなど、関連市場が焦土化したあの時期から2年以上経った今、どのように進行しているのでしょうか?
ボイコット(ポイコッ)が『現在進行形』という市民もいましたが、「以前と比べて緩くなった」という反応もありました。
韓国国内の営業に大打撃を受けたユニクロが1年ぶりに新規開店するなど、このようなムードに乗じて再起を狙う日本企業の神経戦も熾烈です。
日本の強制動員被害を求める韓国大法院(最高裁)の判決が出ても、日本企業が賠償移行に背を向けている状況に新たな問題もなく、不買運動の勢いが落ちたという分析も出ています。
一方でコロナの影響で旅行の道が閉ざされ、自然に日本と遠ざかった側面も無視することができません。
代替品でも消費に特に不便はなく、あえて別にしなくても不買運動自体が事実上、生活化したという話もあります。
実際に2019年までアサヒやサッポロなど人気ブランドを前面に、韓国市場2位(輸入額基準)を記録した日本のビールは10位まで落ちました。
仁荷(インハ)大学校・消費者学科のイ・ウンヒ教授は、「様々な手作りビールが消費者の味覚を虜にして、日本産が選択されていないのが実情だ」と指摘しました。
特異な点は、去る7月に行った時事ジャーナルの世論調査の結果、回答者の71.5%が「続けて日本製品を避けている」と明らかにした中、そのレベルは年齢層別に違いを見せたのです。特に20代は不買運動に参加(49.6%)と、不参加(49.5%)の割合がほぼ同じで注目を集めました。
学生時代に愛用した『Made in Japan(メイドゥ イン ヂェペン)』の代わりに韓国産の文房具を使っているというチョ・ウンビンさん(23歳)は、「ウリナラ(我が国)にも使える物が多い」と言いました。
淑明(スンミョン)女子大学校・経営学部のソ・ヨング教授は、「日本はアナログからデジタルへの転換に失敗して、一方で韓国はK-コンテンツが脚光を浴びるなどの好材料が多い」と言いながら、「若い世代は日本に対するコンプレックスが次第に消え、No Japanを意識しなくなった」と説明しました。
先月、日本の総理が交代したのに続き、ウリたちも来年に大統領選挙を控えていて、行き詰った両国関係に転機を迎える可能性も控え目に予想されています。
来年には足掛け4年目を迎えるNo Japanは、どのような方向に進むべきなのでしょうか?
キム・ヂソン記者
聯合ニュース(韓国語)
https://www.yna.co.kr/view/AKR20211108138500797?