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【韓国紙】衆院選「知韓派議員」も世代交代、林芳正・小渕優子・野田聖子氏に日韓関係の打開期待
日本の政界内における「親韓派議員」として韓国内で知られるのは二階俊博氏。二階氏について朝鮮日報は「13選を果たしたが、高齢がネックだ。総選挙直前に自身の意志とは裏腹に自民党幹事長の職からも退き、影響力は以前ほどではない」と指摘。「日韓議員連盟幹事長を歴任し、水面下の交渉を担ってきた河村建夫元官房長官は10選を最後に今回の総選挙には出馬しなかった」と伝えた。
同紙が「2018年の大法院(最高裁)による徴用賠償判決以降、韓国に対して強硬な姿勢になっている日本政界で、韓日関係のために立ち上がってくれる」と特に関心を寄せているのは、林、小渕両氏。
林氏に関しては「岸田首相と同じく自民党内を代表するハト派の宏池会所属で、次期またはその次の首相の座を狙っている」と説明。「韓中日などアジア近隣国との外交を重視する宏池会の伝統を忠実に守っており、現在は日中友好議員連盟の会長を務めている。『韓国との関係に関心が強く、前向き』という評価も韓国の外交関係者の間から出ている。金富謙首相、元喜龍・前済州特別自治道知事、南景弼・元京畿道知事ら韓国の政治家らと長年交流してきた」と続けた。
小渕氏は「親韓派の小渕恵三元首相の娘で、日韓議員連盟の常任幹事を務めている」と紹介。「小渕元首相は1998年の韓日パートナーシップ宣言(金大中・小渕韓日共同宣言)を通じ、21世紀の未来志向的な韓日関係ビジョンを樹立した」「その後、日本の大衆文化コンテンツが韓国で開放され、韓国人学生の日本留学が増えるなど、両国の交流が活発になったほか、2002年韓日共催ワールドカップ・サッカー開催が実現し、韓日関係の黄金期が続いた」と言及し、父親の役割を引き継いでほしいとの希望を託した。
朝鮮日報によると、今年初め、同紙とのインタビューで「日韓は運命共同体」と発言した野田氏も「知韓派」に数えられる。「今年9月、自民党の同僚議員20人の推薦を受けて同党の総裁選挙に出馬した野田氏は岸田新内閣で少子化対策・男女共同参画などを担当する特命担当大臣として入閣、存在感がさらに増したと評されている」と述べ、期待感をにじませた。(編集/日向)。
Record China 2021年11月6日(土) 6時20分
https://www.recordchina.co.jp/b884597-s25-c100-d0059.html