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【悲運】ハチに襲われ湖に飛び込んだ男性、ピラニアに食べられる ブラジル
事故が起きたのはブラジル南東部、ミナス・ジェライス州ブラジランジア・デ・ミナス郊外の湖。
30歳のその男性は、友人2人とともに釣りをしていたところ、ハチに襲われ、ピラニアが群がる湖の中に飛び込んだ。
一緒に飛び込んだ友人たちは岸まで戻ったが、一人だけ水から脱出することができず、溺れてしまったという。被害者の名前は明らかになっていない。
現地紙「エスタド・デ・ミナス」は、通報を受けた捜索隊が10月31日、岸から4メートルほど離れたところで男性の遺体を発見したと伝える。
ピラニアに食べられ、耳や顔など遺体の一部は損傷していたという。
なお、彼の死因がピラニアに襲われる前の溺死なのか、ピラニアの攻撃によって泳げなくなり溺れてしまったのかは不明。
英紙「ミラー」によると、現地当局は今回の死亡事故について「悲劇的な事故であり、犯罪の痕跡はない」としており、遺体はすでに遺族に引き渡され、埋葬された。
英放送局「BBC」は2015年、ブラジル北部パラ州のマイクル川で、カヌーの転覆後、6歳の女の子がピラニアの大群に囲まれて死亡しているのが見つかったと報じた。
同じくパラ州では、2012年にも前腕の肉をピラニアに食べられた子供がその後死亡している。
ピラニアは鋭い歯を持つ淡水魚で、外敵から身を守るため大群で行動する。
人間を襲うことは非常に珍しいが、襲われれば命に関わるとBBCは伝える。
なかでも、釣りをしている人の近くで泳ぐのは危険だ。すでに餌が水中にあることや、捕まった魚が暴れていることからピラニアが集まりやすく、襲われる危険性が高まるという。
南米の湖や川には約30種類のピラニアが生息している。言わずもがなだが、うかつに水に入らないよう注意したい。
ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/50d175ddb8a4250ce4075435720c98e75f20ce97