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【朝鮮日報】年俸より出場機会 日本ではなく韓国を選ぶ大リーガーたち
最近、韓国プロ野球は助っ人外国人として現役大リーガーを獲得するケースが増えている。LGは左腕のディトリック・エンスを放出し、ヨニー・チリノス(31)を獲得した。今季MLBのマイアミ・マーリンズでプレーした選手だ。斗山はコロラド・ロッキーズで123試合に出場した強打者ジェイク・ケイブ(32)、ボルチモア・オリオールズで29試合に登板した左腕コール・アービン(30)をそれぞれ獲得した。ハンファがヨナサン・ペラーザとの契約を満了し、代わりに獲得したエステバン・フロリアル(27)は、日本の球団も多くの関心を示したが、総額85万ドル(約1億3400万円)でハンファ行きを決めた。韓国系MLB上がりのミッチ・ホワイト投手(27)は、100万ドルの全額保障の条件でSSGへの入団を決めた。キウムが獲得した左腕ケニー・ローゼンバーグ(29)も、今季ロサンゼルス・エンゼルスで7試合に登板した現役大リーガーだ。
このように、現役大リーガーが高額年俸や高レベルを誇る日本のプロ野球入りを蹴って韓国を訪れる理由として、野球界の人々は「外国人選手の起用条件が彼らにとってより好都合な選択肢として作用している」と説明する。これまでの助っ人外国人たちが全盛期を過ぎて晩年の経歴作りのために韓国を訪れていたのとは異なり、最近では韓国を「新しい機会の地」として考えているとの見方だ。
韓国プロ野球は球団別の外国人選手の登録人数を3人に制限している。シーズン中の交代も2回に抑えられている。球団側は、10億ウォン(約1億700万円)前後の高年俸を支払って獲得してきた助っ人外国人が大きなけがでもしない限り、最大限活用しようと考えているのだ。交代の機会が少ないため、不振に陥っても出場者リストから除外されるより、適応することを期待されながら試合に出場できる。内心、韓国を足場により大きな舞台(MLB)に向け再跳躍することを期待する外国人選手の立場からすると、出場機会がコンスタントに保障される韓国にいれば、自然と試合感覚や技術の向上に役立つといった計算だ。
一方、日本プロ野球(NPB)では、外国人選手の登録制限が緩く、年俸も高いものの、やや冷徹だ。成績が期待に及ばなければ、容赦なく2軍行きを通告されるケースが少なくない。このように1シーズンを2軍で過ごせば、MLB復帰の可能性はさらに低下し、期待できる成果も見られないため、他チームへの移籍も困難となる。最近、日本の現地メディアは、ハンファに行ったエステバン・フロリアルが日本行きを断ったことについて「日本は外国人選手制度を改善しなければならない」と指摘している。
実際、韓国で活躍した後、MLBに戻る「逆輸出」が成功するケースが増えたことも影響している。SKで活躍したメリル・ケリーやNCのエリック・ペディらは、韓国での活躍をきっかけにMLBへの復帰を果たしたケースだ。サムスンでプレーしたベン・ライブリー、斗山を後にしたブランドン・ワデル、斗山でプレーしたジェラード・ヤングも、それぞれMLBへの復帰を手にした。今季、韓国で大活躍したKIAのジェームズ・ネイルやロッテのチャーリー・バーンズも、ひとまず韓国に残ることにしたものの、いつでもMLBへの復帰は可能と内心判断しているようだ。今年、投手部門のゴールデングラブ賞を受賞したNCの左腕カイル・ハートは、MLB復帰にかなり近づいている。野球界のある関係者は「外国人選手が日本よりも韓国を好むのは、韓国人投手のレベルが比較的低いといった認識も作用している」と話す。日本人投手のレベルが上昇し、「投高打低」が続く一方で、韓国は「打高投低」が目立っている。外国人選手らは、韓国での成績をアピールすることでMLB球団に保証書を提出することができるといったメリットがあるという。メリル・ケリーやエリック・ペディの成功例を通じて、MLB球団は韓国で検証された選手を獲得するために、これまでにも増して積極的姿勢を示している。
韓国球団によるスカウト競争や、韓流文化の拡散により韓国への好感度が上昇したのも大きく影響している。
続きはソースで
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/01/06/2025010680007.html
引用元: http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1736552747/
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