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年俸1.5億円も1軍登板ゼロ…鷹・武田翔太に募る危機感 毎日戦った不安「抜いたら遅れる」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1736301199/
2011年ドラフト1位で宮崎日大高からソフトバンクに入団した。1年目に8勝、防御率1.07という成績を残し、2015年には13勝。翌2016年は14勝を挙げるなど、若きエースの誕生を疑わなかった。しかし、以降は怪我に苦しめられる。昨年4月には「右肘内側側副靭帯再建術および鏡視下肘関節形成術」、いわゆるトミー・ジョン手術を受け、リハビリ組での調整が続いている。
プロ14年目となる2025年は4年契約の最終年、4月には32歳を迎える。キャリア初の1軍登板なしに終わった2024年についても「悔しい気持ちもありましたし、自分の中ではそれ以上に復帰できるのかという不安と、自分の中で毎日戦うというか。ここで(手を)抜いたら遅れるという気持ちを常に持ち続けてやってきた」と振り返った。リーグ優勝を果たした1軍の力になれず、リハビリの日々。焦りが募る中で、必死に足元を見ようとしてきた。
「トミー・ジョンを受けたのは自分の中でも節目というか、手術するとは思っていなかったので。正直、不安に思う時の方が多かったんですけど。日を追うごとに改善点が見つかったり、自分を見つめ直すことができました。後悔のない1年だったとは思いますし、新たなことに挑戦できた1年でした」
昨年12月には渡米し、ノースカロライナ州にある施設を利用して段階を踏んできた。チームメートの有原航平投手から紹介されたといい「アメリカだったら最先端と言われているところに行ってきました。他の選手もそうですし、学ぶことがとても多かった。基本的にデータだとか、そういうところでした。メカニックをもっと細かくするところです」という。復帰を目指す途中ではあるが、レベルアップするための取り組みは絶対に欠かさなかった。
プロ入りして13年間、食事やフィジカルにおいても徹底的に研究を重ねてきた。そんな右腕でも米国での発見は「今まで経験したことの“枠外”のようなことです。(表現するのは)ちょっと難しいですけど」と唸るしかなかった。同施設では、ドジャースで2024年の開幕投手を務めたのタイラー・グラスノー投手とも会話をしたといい「質問もできましたし。彼もリハビリで来ていて、食生活やトレーニングについても聞きました」とやり取りを明かした。
1月中に再渡米し、同施設で本格的にトレーニングを積む。傾斜を使った投球も再開していく予定だ。「(目的は)一番はスピードです。手術をして、自分の中で不安も取れてきたので。まずは土台をしっかりと作ること」と今後を見据えた。「一番自分自身が楽しみだと思っていますし、今までにないところを見せられたらいいなと思います」。もう1度、プロの世界で花を咲かせるために。背水の陣で2025年を戦う。
フルカウント
https://news.yahoo.co.jp/articles/63165f38c3fe33caa8249b1e77d5c7b0efcda4c6
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