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【韓国】 大統領府「教皇は暖かい国の出身、冬に動くのは難しい」~教皇訪朝がすぐ実現すると言及してたのに…
文大統領の欧州歴訪に随行中の朴ギョン美報道官は同日、KBSラジオとのインタビューで、「教皇の訪朝時期は来年2月の北京冬季五輪前後になるか」との質問に、「時期については予断を許さない。教皇の訪朝は作られるイベントではなく、それ自体が崇高な行いなので、これまでの宣言のようなものとは結びつかず、それ自体で見てほしい」と答えた。先月28日に出国した文大統領は主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席する前の歴訪初日の日程で教皇に会った。それから数日で教皇の出身国を理由に事実上訪朝が難しいことを認めたわけだ。
青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は今月1日、TBSラジオで文大統領とジョー・バイデン米大統領が相次いで教皇に会ったことについて、「教皇を中心に両国の関心事である韓半島(朝鮮半島)平和問題が(取り上げられたため)、韓米間接首脳会談の効果があっただろう」と言った。文大統領とバイデン大統領は先月30日、ローマでG20首脳らが集合写真を撮ろうと移動する際に2-3分間遭遇したが、正式な会談はできなかった。 今月1日と2日に英グラスゴーで開催された国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)でも韓米首脳会談はなかった。今年9月、米ニューヨークで開かれた国連総会まで合わせて3回にわたる国際会議などで韓米首脳会談が行われなかったということだ。
そうした中、文大統領の欧州歴訪に随行している青瓦台の卓賢民(タク・ヒョンミン)儀典秘書官がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェイスブック」に未公開の文大統領とバイデン大統領の写真や、文大統領が間食している写真などを掲載し、「午前10時に出ていらっしゃって、夜10時まで丸12時間を。今やっと日程の半分が終わったに過ぎないのに、足から血が出た」という文を投稿した。
グラスゴー=キム・アジン記者
朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/03/2021110380023.html