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【竹島問題】 「法王庁が独島を韓国領土と認めた?」~ローマの有名聖堂に登場した「独島」
▲ローマのサンティニャツィオ聖堂で開かれた「鉄条網、平和になる」展示会./大統領府
▲儀式に参加し、朝鮮半島を形どった展示作品にロウソクを設置する文大統領(別ソース:ハンギョレ新聞)
ローマのサンティニャツィオ聖堂に登場した韓半島造形物の中の独島(ドクト、日本名:竹島)が話題になっている。
29日、大統領府はフェイスブックを通じてローマ サンティニャツィオ聖堂で開かれた「鉄条網、平和になる」展示会開館行事に参加したと伝えた。この日の行事には文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻とヴィンチェンゾ・ダダモ主任神父が参加した。
展示会には136個の十字架を活用して韓半島を形象化した設置作品が展示された。この十字架はDMZ(非武装地帯)の錆た鉄条網から作った。また、136個という数字は韓国戦争(朝鮮戦争)後68年間、南北が経験した分断の苦痛を一つにして平和を成し遂げる、という意味をつ。
30日、多数のオンライン コミュニティはこの造形物の右側にある2個の十字架に注目した。そのうちの一つは鬱陵島(ウルルンド)、他の一つは独島を形象化したものだ。
これを見たネチズンは「独島はやはり私たちの土地」「ローマで独島を見るとは感慨が新しい」「統一なれば良い」「今回の造形物は意味も良くて粋でもあるようだ」等の反応を残した。
ただし一部ネチズンは該当造形物をローマ法王庁が準備したと考えて「法王庁が独島を韓国領土と認めた」等のコメントを残したがそれは事実と異なる。今回の展示会の主催は大韓民国統一部だ。
ダダモ神父は「聖母マリアのための経堂だったが、今回の展示後『韓半島平和と和解の経堂』と呼ぶ予定だ」と明らかにした。
一方、ムン大統領はDMZ鉄条網を溶かして作った十字架をフランシスコ教皇にもプレゼントした。フランシスコ教皇は法王庁の工房で製作した1600年代後半のサンピエトロ広場の姿を現わした記念牌などを答礼に渡した。
ソン・ジュサン記者
朝鮮日報(韓国語)
https://www.chosun.com/national/national_general/2021/10/30/VGAQGDR6ZJBNNK47V5SDP47S6U/