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【韓国】キムチ炭酸飲料「キムチエナジー」が日本上陸へ 「一缶売れる度に独島協会を後援」「ドイツ・台湾・北米にも」
韓国メディアなどによると、「キムチエナジー」のメーカーであるジョクカンパニー社は1日、日本の流通業者との間でキムチ炭酸飲料「キムチエナジー」の輸出契約を締結したことが明らかにされた。
韓国で5ヶ月前に発売された「キムチエナジー」は日本でも話題になった。同飲料はキムチ濃縮液が含まれたエナジー飲料だ。韓国メディアによると2週熟成発酵したキムチの濃縮液を0.001%入れて作られたもので、《レッドブル》のようなエナジードリンクであるとされ、いちご飲料のような甘い味をベースに、ピリッとしたキムチ味が少しするようだ。
ジョクカンパニーは、キムチが韓国の代表的な発酵科学食品であり、海外でも人気を集めていることから、同飲料を造ったという。韓国メディアによると同社関係者は「北米ヨーロッパではキムチが健康食品として人気を集めている」とし、「海外でキムチエナジーの発売可否を尋ねる問い合わせがたくさん入ってくる」と明らかにした。
飲料に入ったキムチ濃縮物は象徴的な意味が大きいようだ。ジョクカンパニー関係者は「キムチ濃縮液を少量入れたのは、機能や効果より私たちのキムチを知らせるためのもの」であるとし、「そのような観点から、1缶当たり1,500ウォン(約146円)のキムチエナジーが売れるたびに7ウォン(約0.7円)ずつ積立て、大韓民国独島協会を後援する」と説明した。
日本への輸出は、日本の消費者が大阪鶴橋のコリアンタウンでドリンクを飲み、SNSにアップロードして話題となったのがきっかけだったという。日本では1缶あたり3,000ウォン(約291円)で販売されるとのこと。
同社はキムチ飲料輸出を拡大する方針だ。ドイツ、北米、台湾と輸出交渉が進行中であるとされ、一部の国で通関手続きを踏んでいるという。
コリア・エコノミクス 2021年11月1日
https://korea-economics.jp/posts/21110104/