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【韓国】来年の韓国は借金1000兆ウォン時代に突入、しかし財政危機対応はOECD最下位
記事によると、韓国経済研究院は25日、韓国の財政健全性に関するセミナーを開催した。クォン・テシン院長は、開会のあいさつの中で「来年には初めて、国の借金1000兆ウォン、債務比率50%という時代に入る」と述べ、「国家財政は韓国経済の最後のとりでだけに、今からでも徹底した管理が必要だ」と呼び掛けた。
また、K-政策プラットフォームのパク・ヒョンス院長は「政府の国家財政運用計画によると、2017~25年の9年間で国家債務は782兆ウォン増える見通し」とし、1948年の韓国政府樹立から2016年まで、69年間の累積国家債務額(627兆ウォン)の1.2倍に達すると分析した。
この他、建国大学のキム・ウォンシク教授は「経済協力開発機構(OECD)の財政危機管理調査によると、韓国はOECD加盟国のうち財政危機対応が最も消極的な国の一つ」だと指摘したという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「今の政権があと5年続いたら、国家破産だな」「無能な政府が国を崩壊させる」「コロナを口実にじゃんじゃんお金を使って借金を増やした」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領最大の成果は借金」など政府への批判的な声が寄せられている。
一方で、「国際通貨基金(IMF)の発表によると、韓国の信用度は歴代1位だそうだ。日本よりも信用度は高い」「OECD加盟国の借金平均額はいくらなのかを伝えてほしい」「大統領が個人的にお金を使ったわけじゃなし。国民の大多数が望んで使ったのだから、国民を分断させるような記事を書くべきではない」「他のOECD加盟国と客観的に比較できるようにすべきでは?」など反論の声も多く上がっている。(翻訳・編集/麻江)
Record China 2021年10月26日(火) 16時20分
https://www.recordchina.co.jp/b884092-s25-c20-d0195.html