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来オフにメジャー挑戦 ヤクルト・村上宗隆に『外野守備』のススメ 「メジャーの三塁は厳しい」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1733887249/
来オフにメジャー挑戦・村上宗隆に「外野守備」のススメ 「メジャーの三塁は厳しい」
来年オフにメジャー挑戦が確実視されているのが、球界を代表するスラッガー、ヤクルトの村上宗隆だ。2022年オフに結んだ3年契約は来季が最終年。
メジャーの舞台でプレーしたい思いを明かしており、ヤクルトもポスティングシステムでの移籍を認めている。
きちんと結果も残してきた。今年は33本塁打、86打点で2冠王を獲得。22年には打率.318、日本記録の56本塁打、134打点を記録し、史上最年少の22歳で「令和初の三冠王」に輝いた。
だが、気になる点もある。打率が昨年は.256、今年は.244と低下。今年は180三振で、4度目のシーズン最多三振も喫している。
米国でメジャーを取材する通信員は、村上についてこう語る。
「メジャーでは6番タイプじゃないでしょうか。鈴木誠也(カブス)のようにコンタクト能力が高ければクリーンアップを張れますが、近年は打率が2割5分前後と数字が伸びていない。本塁打はメジャーで20本打てるかというラインだと思います。異国の地で初対戦の投手たちに対応するのは簡単ではありません。ちょっと厳しい予想になりますが、打率2割3分、18本塁打ぐらいが現実的に残す数字かなと。長距離打者としての才能は国際大会でも証明していますし、活躍してほしいですけどね」
確かに厳しい予想に感じるが、メジャーに挑戦した日本人選手のパフォーマンスを見ると、強く反論できない。
村上同様に左の大砲として侍ジャパンの4番を務め、本塁打・打点の2冠王の実績をもち、20年からメジャーに挑戦した筒香嘉智(DeNA)は、メジャー通算182試合出場で打率.197、18本塁打、75打点。23年以降はメジャー昇格が叶わず、今年のシーズン途中にDeNAに復帰した。
もちろん、村上の評価が来年のパフォーマンスで変わる可能性も十分にある。三冠王を獲得した22年のような成績を残せば申し分ない。だが、メジャー西海岸のスカウトは意外な要望を口にする。
「村上は外野にも挑戦してほしい。メジャーで一塁、三塁は強打者が守るポジションなので、打てないとスタメンを外れてしまう。外野を守れれば、打てない時期もメジャーに適応するまで与えられる打席数が増える。岡本和真(巨人)は一塁、三塁、左翼と3ポジションを守れる。一塁、三塁がメインで左翼は守備範囲が広いとは言えないが、それでも外野を守れるのは大きなアピールポイントになっている」
メジャーでプレーする野手は打撃成績が注目されがちだが、守備も重要な要素になる。
巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏はヤンキースに移籍当初に打撃の状態が上がらず、「ゴロキング」と地元メディアに揶揄された時期があったが、左翼の守備力を評価されてスタメンから外れなかったことで打撃が復調。その後の活躍につながった。
一方で、吉田正尚(レッソドックス)がメジャー移籍2年目の今年、出場機会が減少したのは、外野守備の評価が低かったことが一因だった。
「吉田は今年、108試合出場で打率.280、10本塁打。決して悪い数字ではないですが、前年の580打席から421打席と減ってしまいました。長打力に物足りなさを感じるのと、外野の守備力が低いことがネックになっています。30、40本塁打をクリアできるなら守備に目をつむってスタメン起用しますが、メジャーは守備力を重視する傾向が高まっています。メジャーを目指す日本人野手は打撃だけでなく、守備も大切にしてほしいですね」(メジャーリーガーの代理人)
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