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【韓国】”戒厳ショック”後に韓国旅行が続々キャンセル=韓国ネット「損失は誰が補償?」「どうか旅行に来て」
2024年12月8日、韓国・ノーカットニュースは「非常戒厳宣布や弾劾訴追否決などの政局不安により韓国旅行を延期・キャンセルするケースが相次いでいる」「年末年始特需を期待していた旅行・観光業界が政局不安による影響を受けている」などと伝えた。
韓国の旅行・観光業界によると、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が3日夜に非常戒厳を宣布し4日に解除して以降、旅行会社やホテルには韓国旅行の可否を問う質問が相次いで寄せられている。
実際に日本の修学旅行団体は韓国への訪問を取りやめた。旅行会社を通じて韓国を訪れる予定だったサウジアラビア王子一行も計画を中止したという。
ソウルのある高級ホテルでは戒厳令以降に10件のキャンセルがあった。別のホテルでも年末の宴会予約の5%がキャンセルとなった。
外国政府も続々と訪韓計画を調整している。スウェーデンのクリステション首相は戒厳令後に訪韓を延期し、米国とカザフスタンの国防長官も訪韓を中止、保留した。
韓国の旅行業界は、今度政局不安が広がり、韓国旅行や韓国訪問を中止するケースが増加するとみて懸念を示している。
こうした状況を受け、韓国政府と観光公社、旅行関連の民間協会・団体は共同で対策チームを構成し、対応に乗り出す方針を示しているという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「この経済的、外交的損失は誰が補償する?。与党はすぐに弾劾に同意せよ」「やっとコロナ禍から復活してきたところだったのに」「尹大統領のせいで一瞬にして後進国になった。なぜつらい思いをするのは国民なのか。イメージ回復には少なくとも20年はかかる」「1人の無能な人間が国を崩壊させた。これを内乱罪と呼ばずに何と言うのか」「韓国は安全な国。どうか旅行に来てほしい」などの声が上がっている。
その他「旅行の目的が遊んで楽しむことなら今は来ない方がいい」「心配し過ぎだよ。戒厳令はすぐに解除され、大統領も謝罪した。経済に大きな影響はない」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)