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【新潮】「阿部監督の発言が裏目に出た」 大山の巨人移籍の流れを変えた“余計なひと言”とは
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1733482930/
FA宣言していた阪神の4番、大山悠輔(29)が11月29日、残留を発表した。巨人から提示された6年総額24億円超を蹴り、古巣の5年17億円プラス出来高を選んだという。
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スポーツ紙記者が語る。
「金額も破格ですし、当初、誰もが”巨人入り濃厚”と思っていたのですが……」
”茨城県出身で関西ノリが苦手””在阪マスコミを嫌がっている”といった話が出回り、ドラフト指名時にファンたちが「えーっ!」と落胆の声を漏らした一件を持ち出して”虎党とのあつれき”に触れる記事も出た。
翌30日付の日刊スポーツに寄せた本人の手記にも、
〈正直に言えば五分五分どころか、移籍に気持ちが傾いた日もありました〉
確かにある時期まで”巨人入り濃厚”だったらしい。
しかし、大山は阪神残留を決断した。なぜか。
“こんな無神経な監督とは一緒にやれない”と思ったのでは
手記では、〈ファン感謝デーでの大歓声〉や〈選手会納会時の仲間の温かい言葉〉が決め手になったとつづっている。そんな”阪神に残る理由”も正直な気持ちなのだろうが、知りたいのは”巨人を蹴った理由”の方である。手記では全く触れられていないのだが、
「やはり、阿部慎之助監督のあの発言が潮目を変えたと思いますよ」
あの発言とは、約1週間前、札幌の居酒屋で行われたトークショーでのこと。阿部監督は、
〈ブーイングは認められている証拠だと思って意気に感じてほしい。世紀の大FAの先駆者になってほしい〉
と、大山を鼓舞したのだ。
「FA宣言した選手が最も気にするのが、これまでのファンとの関係。結果が移籍でも残留でも彼らへの気遣いに心を砕くものです。まして今回は、阪神から巨人という伝統的ライバル間での前代未聞の移籍。大山もそこのハレーションを一番気にしていたのですが」
外野のヤジではない。あろうことか移籍先の監督が「先駆者に」とあおったのだ。
「単純に”良い選手””わが軍に不可欠”とでも言っておけばいいものを……阿部監督みたいな図太い性格の選手ならいざしらず、大山のような繊細な神経の持ち主には逆効果。”こんな無神経な監督とは一緒にやれない”とも思ったのでは」
かつて清原和博が巨人にFA移籍する際、長嶋監督は「僕の胸に飛び込んでおいで」との名言を宣った。
「それをまねて阿部監督も”俺が取ったど”感を出したかったのでしょう。こういうパフォーマンスは内々に決まってからやるべきですが、さては決まったものと気が緩んだか。とにかく完全に裏目に出てしまった」