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【アホ】「日本中心の奇異な政策で北東アジアでの孤立を招いた」韓国野党6党、弾劾訴追で尹大統領の日本接近批判
弾劾訴追案は、非常戒厳が解除された4日、次期大統領選の有力候補と目される李在明(イ・ジェミョン)代表が率いる「共に民主党」や文在寅(ムン・ジェイン)前政権で高官を務めた曺国(チョ・グク)氏の「祖国革新党」など6党が提出した。
6党は弾劾訴追案で、戦時などの非常事態ではない平時に宣布された非常戒厳や、国会や政治活動を一切禁じた非常厳戒に伴う布告令が憲法違反に当たると指摘。国会に武装した軍を投入し、国会議長や与野党の代表を拘束しようとしたことは、国家秩序を乱す刑法の内乱罪に該当すると断じた。
さらに野党は弾劾訴追案の結論として、尹氏が就任以来国民の声に耳を傾けなかったとして内政・外交全般への批判を盛り込んだ。
尹政権が自由・民主主義など価値観を同じくする国を重視し、対日関係改善を進めた外交については、「北朝鮮・中国・ロシアを敵対視し、日本中心の外交政策に固執して日本に傾倒した人物を任命するなど、国家安保と国民の保護義務をなげうった」と言及。「日本に傾倒した人物を政府の主要職位に任命するなどの政策を展開することで、北東アジアでの孤立を招いた」と独自の外交観を盛り込んだ。
また、2022年10月のソウル梨泰院(イテウォン)雑踏事故で日本人2人を含む159人が死亡したことも「行政府の長として無責任な姿で一貫し、国民の生命と安全、幸福に全く関心を傾けなかった」と指弾した。
尹氏が非常戒厳宣布に踏み切った原因については、野党が追及してきた尹氏と夫人に向けられた疑惑の真相究明と処罰を回避するためだと指摘した。(石川有紀)
2024/12/6 17:18
https://www.sankei.com/article/20241206-27JXWHBVMNK57CXNFZK55WV2HY/