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【欧州議会】台湾との関係強化を促す報告書可決 台湾支持のメッセージ 外交部が感謝
1: 右大臣・大ちゃん之弼 2021/10/21(木) 20:36:09.33 ID:CAP_USER
(台北、ブリュッセル中央社)欧州議会は21日、台湾との関係強化を欧州連合(EU)に求める報告書を圧倒的賛成多数で可決したと発表した。外交部(外務省)は同日、報道資料で、大きな歓迎と心からの感謝を表明し、台湾の戦略地政学的価値がEUから高く重視されていることの表れだの見解を示した。
採決は20日夜に行われ、賛成580、反対26、棄権66だった。EUと台湾の関係に関する報告書が可決されるのは初めて。
報告書では、EUの駐台湾出先機関、欧州経済貿易弁事処の名称を「EU駐台湾弁事処」に変更することや、EUと台湾の2者間投資協定(BIA)締結に向けた影響評価など準備作業への早急な着手、台湾が直面する中国の軍事的圧力に対してより多くの措置を講じることなどをEUに対して求めた。
民主主義や人権問題に長年関心を寄せるスウェーデン与党、社会民主労働党のEvin Incir欧州議会議員は20日の採決後、中央社の取材に対し、中国の在スウェーデン大使館から数カ月前に連絡があり、台湾への支持を撤回するよう脅迫されたと明らかにした。その上で、台湾が東アジアにおいて民主主義の手本であるだけでなく、性的少数者(LGBTQ+)の権利の擁護者にもなっていることは称賛されるべきだと指摘。今回の報告書可決によって、欧州は台湾支持のメッセージを台湾の人々に届けるとともに、台湾は孤独ではないと世界に伝えることにもなると話した。
(游凱翔、唐佩君/編集:名切千絵)
中央社フォーカス台湾 2021/10/21 19:20
https://japan.cna.com.tw/news/apol/202110210009.aspx