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「西武は名古屋に移転すべき」江本孟紀がズバリ提案「所沢は大きなハンディ」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1732238782/
名古屋は住むには便利な位置にある。私の息子家族が名古屋に住んでいるので、解説の仕事以外でも時折訪れるのだが、新幹線の「のぞみ」で名古屋から東京まで1時間30分をちょっと超えるくらい、新大阪までだと50分を切る。東京よりも大阪寄りの場所であることは間違いないが、新幹線に乗ってしまえば、長い距離に感じることはまずない。
ドラゴンズは名古屋市内にバンテリンドームがあるので便利であることは間違いないが、私は名古屋にあえてもう一球団誕生させてみてはどうかと思う。
(略)
けれども名古屋は違う。新幹線、在来線、私鉄、地下鉄と、すべての鉄道が集うターミナル駅である。中京圏随一の規模を誇る駅に球場があるのは、選手はもちろんのこと、観客にとっても利便性が高く、野球観戦にはうってつけの立地ではないか。
そこで私が考えているのは、現在ドラゴンズの二軍が使用しているナゴヤ球場を本拠地として、他の球団を招聘すればいいんじゃないのか、ということだ。新幹線からも見えるこの球場は、株式会社ナゴヤドームが管理者となっているが、新球団が名古屋に来た暁には、所有者を新球団に変えてしまうのだ。しかるべき費用を払ってでも進める価値があると私は見ている。
西武の名古屋移転はどうか?
それでは、どの球団が名古屋に来るべきか。私はズバリ、西武ライオンズだと思っている。
「所沢に立派なドーム球場があるんだから、あえて移転する必要なんてない」
という声があがるかもしれないが、私は「所沢に居座り続けるメリット」よりも、「所沢から出るメリット」のほうが大きいんじゃないかと思っている。
所沢にいるメリットとして考えられるのは、「今の経営状態を維持したままでいられる」ことである。これは当然といえば当然のことかもしれない。だが、選手たちにメリットがあるのかと問われると、答えは「ノー」。なぜなら「本拠地が所沢に所在するのは、大きなハンディだから」だ。
かく言う私自身、解説の仕事で何度もベルーナドームに行ったことがある。私の事務所は都内にあるので、そこから車で所沢まで行くとなると、渋滞の時間を予測して出かける必要がある。実はこれが問題なのだ。
首都高速から関越道に乗り、所沢インターチェンジで降りる。ここまではいい。だが、そこからは渋滞に次ぐ渋滞で、一向に車が進む気配がない。