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1 Hitzeschleier ★ :2024/11/15(金) 10:14:20.67 ID:IESHgcG69
予防接種に関して昨今よく話題に挙がっているのが「レプリコンワクチン」。レプリコンとは「レプリカ(複製)」という言葉から造られた分子生物学の用語です。
一体何が違うのでしょうか?
従来のワクチンでは、ウイルスのスパイクタンパク質を作る設計図である「mRNA」そのものをまとめて体内に投与していました。
一方レプリコンワクチンでは、「自己増幅機能」を持っていて、体内でRNAを増殖させられるんです。
例えるならmRNAを複製する「コピー機」を投与することになり、体の中でリアルタイムでmRNAをどんどん複製してくれます。
そのため、投与量としては少量で済みますし、コピー機のように体内複製をし続けてくれるので持続時間が長いと言われています。
このレプリコンワクチン、聞きなじみのない名前から賛否両論の声が挙がっており、接種を受けた人が周囲に感染させる「シェディング」という現象が起こるのではないか、という意見も存在します。
確かに従来のワクチンに比べると、投与されてきたデータの母数に違いはあり、今後さらなるデータの蓄積を行うことは必要と考えられてはいるものの、これまでのデータでは副作用に関する大きな違いもございませんし、何より現状の科学的データでは「シェディング」のような事象は確認されていないので、その点はご安心ください。
レプリコンワクチンは体内で免役を獲得するための部分的なウイルスだけを作るので、理論的にも接種したことで他の人に感染させるという事象は起こらないと考えられています。
このレプリコンワクチンは日本の製薬会社Meiji Seika ファルマが製造しているものです。新型コロナのさらなる感染拡大時に、不足しないよう国内でワクチンを生産できる体制を整えられることは日本にとって大きなメリットであると考えられており、次世代のワクチンに今後期待しましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/952294aee55e968b7a58ea12697a1e72cd59b01d