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【ロッテ】佐々木朗希 マイナー契約しか結べない25歳ルールとは?ボーナスプールの最多はドジャース
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1731156073/
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/11/09/kiji/20241109s00001007139000c.html
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ロッテは9日、佐々木朗希投手(23)が大リーグ球団へ移籍するのためのポスティングシステムを申請する方針を固めたことを発表した。海外FA権を持たない選手が大リーグ移籍するための制度で、申請手続き後に全30球団に告示され、入団交渉が可能になる。
チームは今季71勝66敗6分けの3位で、CSファーストSで日本ハムの前に敗退。シーズン終了後、松本尚樹球団本部長は佐々木のメジャー挑戦について「入団当初から毎年話をしているので、今年もそういう話をすることになる」と語っていた。佐々木は越年交渉となった今年1月27日の契約更改後、「将来的にメジャーリーグでプレーしたい思いはある。入団当初からメジャー挑戦の夢は球団に伝えていた」と明かしていた。
現在23歳の佐々木は25歳未満の海外選手獲得時に契約金や年俸総額が制限されて、マイナー契約しか結べない「25歳ルール」の対象。米メディアは、12月15日までに契約する場合は約250万ドル(約3億8500万円)と予想しているが、同日以降は制限の総額が一度リセットされるため約700万ドル(約10億7800万円)になるとしている。ポスティングシステムの申請手続き締め切りは12月15日で、交渉期間は米球団への通知から45日間となっている。
スポーツ専門局「ESPN」電子版は今月に入り、佐々木朗希のメジャー移籍に関して、国際ボーナスプールのルールを踏まえて契約金を予想した。23歳でNPBでのプレー歴が4年の佐々木は、このオフに移籍すれば「25歳ルール」の対象者になる。つまりマイナー契約しか結べず、契約金も大谷翔平が17年のオフにエンゼルスとサインした時(契約金231万5000ドル=当時約2億6000万円)のように、国際ボーナスプール内に制限される。国際選手の契約期間は例年1月15日から12月15日まで。各球団は割り当てられたボーナスプールの中で、複数の選手と契約を結ぶ。今年はすでに11月であるため、大部分のチームはボーナスプールの大部分を使い切っており、残額は限られている。
現在、最も多くのボーナスプールを残しているのはドジャースで約250万ドル(約3億8550万円)。つまり、佐々木が今からポスティングを申請し、12月15日までに契約を結んでも、その上限は250万ドルとなる。オリオールズやヤンキースなども比較的多くの金額を残している。しかし、来年になると各球団のボーナスプールがリセットされるため、ESPNは佐々木が最大で700万ドル(約10億7954万円)前後の契約金を得る可能性があると説明していた。
このオフのポスティングの申請期限である12月15日までに申請を行い、45日間の移籍交渉期間を経て、来年1月15日以降に契約が成立するとみられる。これに基づき、ESPNは佐々木の契約金を500万ドル(約7億7110万円)と予想している。リセットされることで、来年なら倍か、それ以上になる。桐朋高校(東京)からメジャー挑戦を表明している森井翔太郎内野手もこのルールでの移籍となるが、来年度の枠で契約するもようだ。