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【DeNA】連敗後チームを激変させた選手ミーティング…筒香嘉智が提案、牧秀悟が招集、ベテランの発言で「ムードがガラッと変わった」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1730757942/
https://news.yahoo.co.jp/articles/cec436bd0062cf7e25cd832b939c62080d8e9ae1
一気に頂点に駆け上がった。
シーズン3位のDeNAが日本一へと上り詰めた下剋上。最後は圧勝でパ・リーグの王者・ソフトバンクをなぎ倒した。
5回に一挙7点で勝負を決めた
試合を決めたのは5回だった。
ソフトバンクの攻撃を2番手の濵口遥大投手が3人でピシャリと抑える。マウンドで左手を振って吠えた左腕が、ベンチの前まで戻ってくると両手で3度「来いっ! 来いっ! 来いっ!」とファンを煽るパフォーマンス。それに応えてスタンドのブルーが揺れたのを合図に打線がマウンドのカーター・スチュワートjr.投手に襲いかかった。
1死から戸柱恭孝捕手が中前打で出塁。森敬斗内野手が歩いた一、二塁から濱口の代打・佐野恵太外野手の右前安打で満塁とすると、制球の定まらないスチュワートから1番の桑原将志外野手が押し出し四球を選んでまず1点。さらに梶原昂希外野手が中前タイムリーを放ってこの回2点目が入る。
そして4番手の岩井俊介投手からタイラー・オースティン内野手が押し出し死球を奪った直後である。5番・筒香嘉智外野手が初球の150kmのストレートを叩いて走者一掃の3点二塁打。さらに宮崎敏郎内野手の二塁打も続いてこの回一挙7点を奪って勝負を決めた。
チームにとっては26年ぶりの日本一の歓喜。ナインの手で5度、横浜の空に舞った三浦監督も男泣きに泣いた。
連敗スタート。
「やっぱり……」
「どうせ……」
戦前の予想通りのソフトバンクの圧勝劇にべイスターズファンにもそんな空気が流れた第2戦の試合後。キャプテン・牧が音頭をとって選手だけのミーテイングが行われた。
そこで檄を飛ばしたのは桑原ら2017年の敗北を知るベテラン選手たちだった。
「このままだったら4連敗で終わるぞ。もっと気持ちを一つにして戦おう」
桑原らの必死の訴えに若手が頷く。
■このままじゃまずいという雰囲気
そして乗り込んだ敵地・ペイペイドーム福岡。第3戦の試合前のロッカールームだった。
「1、2戦とあまり変わってなくて、みんなどこか地に足がついていないというか、何かフワフワした感じというか……。何となくですけど、このままじゃまずいなという雰囲気でした」
こう語るのは2017年を知るベテランの1人の柴田竜拓内野手だった。
柴田だけではなく筒香も同じ空気を察知していた。
「僕とクワ(桑原)、柴田、カミ(神里)、戸柱さんで何となく話しているときに、『これじゃダメだな』という話になったんです」
そこで筒香が提案した。
「もう1回、みんなで話し合おう」
筒香の提案に応えて、牧が練習前の全体ミーティングが終わった後に、改めて選手だけ全員が残ってミーティングを招集した。
ベテランたちが次々と声を上げた。
■筒香、桑原、山﨑だけでなく、宮崎も…
まず語りかけたのは筒香だった。
「みんなプロなので個人の成績を出すために準備して、フィールドに立つのは当たり前。それじゃあ現実的に何を変えるかといえば、みんながお互いをサポートし合わないといけないよね。ソフトバンクはやっぱり凄く強い。普通にやったら負ける。だから自分たちは束になることでしか勝つことができないから、束になる強さをもう1度、みんなで意識して行かないとダメだと思う」
筒香に続いて桑原、投手陣のリーダー役の山﨑康晃投手がそれぞれの思いを語りかけた。
そしてもう1人、その選手が語り出すと若手選手の間でもちょっとしたざわめきが起こったという。
ベンチ入り最年長の宮﨑敏郎内野手だった。
その体型からファンの間では「ハマのプーさん」の愛称で知られるベテランは、職人気質で普段からあまりこういうシチュエーションで選手たちに語りかけるタイプではない。
その宮﨑が選手たちを見回して、宮崎なりの言葉でこう語りかけたという。
「とにかくチームとして何かを得て終わろう。そこにトライしないと勝てないから、どんどんみんなでやっていこう」
(以下略、続きはソースでご確認下さい)