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【韓国】やっぱり「反日」与党選出の大統領候補 前科4犯、大学院生時代には論文不正も
韓国の与党「共に民主党」は、来年3月の大統領選の予備選で、李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事を公認候補に選出した。李氏は「日本を追い越し、先進国に追いつき、世界をリードする韓国をつくり上げていく」と日本への対抗意識をむき出しにしており、大統領選で勝利すれば、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に続く反日政権となるのは確実だ。
李氏は10日の候補決定後の演説で、日本による2019年の輸出管理強化を念頭に「日本の輸出報復に対し、短期間に完璧に勝ち抜いた」と主張した。これまでも歴史問題に関連した日本への強硬発言をしてきた李氏は、与党では文大統領ら主流派と距離があることでも知られるが、反日では路線は一致している。
貧しい家庭に生まれた李氏は「少年工」出身として知られ、高卒認定試験を経て大学に進み、司法試験に合格。人権派弁護士として活動後、城南(ソンナム)市長選に45歳で初当選した。
歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで人気を集め、「韓国のトランプ(米前大統領)」と呼ばれる一方、知事選で虚偽の発言をしたとして起訴(最高裁で無罪確定)されたほか、飲酒運転や選挙法違反による罰金刑の前科4犯や、大学院生時代の論文不正なども確認された。城南市長時代に進めた官民合同の都市開発事業をめぐる疑惑も浮上している。
保守系最大野党「国民の力」も公認候補を尹錫悦(ユン・ソンヨル)前検事総長ら4人に絞り込んでおり、11月上旬に最終決定する。最近の世論調査では尹氏と李氏が競り合う展開だ。
ヤフーニュース(夕刊フジ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b20336777913455a82a3243916bcf975cf99f3da