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22年の阪神D1位右腕・森木、4年目の来季は育成契約に
転載元: https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1729682436/
阪神・森木大智投手(21)が来季から育成契約になることが23日、明らかになった。すでに球団から打診されているもよう。2022年に高知高からドラフト1位で入団し、1軍登板は同年の2試合のみで来季は4年目となる。同じ高知出身の藤川監督就任をきっかけに、背番号3桁から出直しを図る。
獅子の子落とし-。藤川監督が悩める右腕の改革に乗り出す。一人前になってほしい。その思いを背番号3桁で伝える。
森木が球団から育成選手としての再契約を打診されていることが明らかになった。22年にドラフト1位で高知高から入団。同年8月28日の中日戦(バンテリンドーム)で先発としてプロ初登板(6回3失点で敗戦投手)するなど1軍で2試合に登板したが、その後は表舞台から外れた。
今季はウエスタン・リーグで21試合に登板し、0勝0敗、防御率11・32。20回⅔を投げ、27四球と数字が示すように制球面を課題としている。一方で、宮崎で行われている秋季教育リーグでは今月13日に行われたロッテ戦(サンマリン)で1回を3人で片づけるなど復調への兆しはある。
球団のドラフト1位選手では15年入団の横山雄哉が18年オフに育成契約した例がある。今回、高卒のドラフト1位選手がわずか3年で育成枠に切り替わるのは異例だが、球団としても断腸の思いで奮起を促すことを選択した。球団幹部によると藤川監督も刺激を与えることを了承し、秋季キャンプからの再生に意欲を示しているという。
最速155キロを誇る森木に対し、藤川監督は特別な思いで見守ってきた。球団スペシャルアシスタント時代は春季キャンプで森木のブルペン投球をチェック。「馬力がすごい。ミット音も土を蹴る音も荒々しい。(まるで)アメ車」と潜在能力の高さにうなった。指揮官自身も高知商高からドラフト1位で入団したが当時は体質も弱く、火の玉ストレートと呼ばれるまで時間を要した。一寸先は闇の世界を経験しながらスターダムにのし上がった。森木なら歯を食いしばるはず。だから〝谷底〟を味わわせる。
昨年11月、年俸1100万円で契約更改した森木は「思い描いたシーズンではなかった。来年は1軍で活躍して、この経験があって良かったと思えるようにしたい」と誓っていた。ドラフト会議で新人が指名されると、誰かが振り落とされるという世界。ここからの森木の姿を皆が見ている。
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