元広島カープ・ブレイシア（36）、2年19億円でドジャースと再契約

元広島・ブレイシア　2年最大19億円超で大谷翔平、山本由伸所属のドジャースと再契約へ

　ドジャースからFAとなっていた元広島のライアン・ブレイシア投手（36）が5日（日本時間6日）、ド軍との再契約に合意したとMLBネットワークなど米メディアが報じた。スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると契約は2年900万ドル（約13億4000万円）。400万ドル（約5億9000万円）のインセンティブが付く。

　ブレイシアは2017年に広島でプレー。26試合の登板で2勝1敗1セーブ、防御率3・00の成績で1年限りで退団した。18年はレッドソックスとマイナー契約を結び、7月に昇格。34試合の登板で2勝0敗2セーブ、防御率1・60の好成績をマークし、チームのワールドシリーズ制覇にも貢献した。

　昨年5月にレ軍を戦力外となり、6月にド軍と契約。ド軍では39試合の登板で2勝0敗1セーブ、防御率0・70と完璧なリリーフを見せていた。

　球団はこの日、ヤンキースとの間で1対2のトレードが成立したことを発表。昨季68試合の登板で7勝をマークした左腕のケーレブ・ファーガソン投手を放出し、左腕のマット・ゲイジ投手と若手有望株の右腕、クリスチャン・ザズエタ・ジュニア投手を獲得した。大型補強を進める球団がブルペン陣の再編、強化にも着手した形だ。

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