藤浪晋太郎、半年後には違うユニホームを着ている可能性も!? …背景に“最下位”アスレチックスのチーム事情

アスレチックスは１１日、阪神からポスティング（入札）制度でメジャー挑戦する藤浪晋太郎投手（２８）と単年のメジャー契約に合意。２年目のオプションは設定されず、米メディアのＳＢネーションは、藤浪が半年後には違う球団のユニホームを着ている可能性まで切り込んだ。

、アスレチックスと１年契約に合意も、

　「アスレチックスにとってローリスクでハイリターンになる可能性がある契約だ。大リーグのスカウト陣は藤浪が１９歳のときから目を付けていた。もし、米国にうまく適応できれば、アスレチックスはトレード期限（８月２日）前の放出によるマイナー陣容のさらなる強化を模索する可能性がある」

　昨季のアスレチックスはア・リーグ西地区の最下位に沈み、今季もペナント争いする位置にはないと目されている。チーム再建を目指すスモールマーケットのチームの常として、ＦＡ権の取得が近い選手が活躍すればトレード放出し、見返りに得る若手有望株の育成をより重視するのはアスレチックスの“お家芸”だ。