新庄ファイターズ　戦力補強は継続中

　日本ハムが、さらなるトレードを画策している。今オフだけで3件を成立させており、球団幹部が「まだ、トレードはあるかもしれない。今年の感じでいうと、キャンプ、オープン戦（期間）でもまだあるんじゃないか」と明かした。新庄剛志監督（50）が日本一を狙う来季に向けて、着々と戦力補強を進めている。

　このオフ、日本ハムは例年以上に活発な動きを見せた。10月18日に阪神との間で成立させた2対2（江越、斎藤友―渡辺、高浜）を皮切りに、11月2日には西武・山田と佐藤の1対1トレードを発表。同10日にはオリックスと斎藤綱―石川亮の1対1を成立させた。

　指揮官はかねてよりトレードの活性化を訴えており、フロントに獲得希望選手の要望を出すこともあるという。リーグ最下位から逆襲へ、まだまだ補強の手は緩めない。