阪神首脳陣がホレこむ前川右京の素振り早出居残り遠征先でも

阪神首脳陣がホレこむ前川右京の素振り早出居残り遠征先でも

阪神 首脳陣がホレこむ前川右京の「素振り」早出&居残り、遠征先でも!

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 このまま右翼の定位置奪取もあるか。阪神は28日の中日戦(甲子園)で延長10回、4番手の島本が決勝打を許し、2―4で敗れた。前日2桁得点の打線は2得点のみと、連日の猛打とはいかず。そんななか、2試合連続の複数安打で気を吐いたのが3戦連続「3番・右翼」で起用された前川右京外野手(20)だ。
 WBC日本代表戦士で、高校時代にも対戦経験のある中日・高橋宏に対し、初回と6回に2本の中前打。ともに150キロ超の直球を弾き返したもので、リーグ屈指の本格派にも、しっかりと適応した。
 試合後は4戦連続安打にも「負けてしまったので。勝たないと意味がないので」と控えめだったが、直近5試合は打率4割4分4厘と当たっている。絶賛売り出し中の若武者に対しての評価は、岡田彰布監督(65)をはじめ、もちろん高い。首脳陣が最も目を細めている点は〝今〟だけでなく、先々に向けての鍛錬も実践できる思考力。先月30日に昇格後、首脳陣がとにかく目にするのが「素振り」でバットを振り込む姿だという。
 水口打撃コーチは「ティーとかフリー打撃とかだけじゃなく、素振りの大切さを知っている」と評価する。試合に出ながらも早出や居残り、遠征先では宿舎にもバットを持ち込み、とにかく〝振る量〟を落とさない姿勢があるという。
「振っていくことで、自分の体のエンジンをさらにデカくすると思ってやっているはずです。体がバテ気味でも、スイング力があることによって結果に結びつく、いい利点が出てくることを理解して。それに素振りは球場だけじゃなく、場所を選ばずどこでもできます。自分次第でいくらでもやれることを若くして知っている」(水口コーチ)
 現状に満足せず、先々の理想を見据えたアクションも実践できる20歳。虎の注目株がグラウンド内外で野武士のような雰囲気を醸し出している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/847c2154515a48db19c84636cdb4e655137228b1


コツコツと努力を重ねる姿が信頼を集めています。

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